【オーストリア→スロバキア】
晴れ

午前中オーストリア市内見学。
いくつか城を見る。ハプスブルグ家・マリアテレジアという単語をガイドさんからやたらと聞く。不勉強のため良くわからなかった。城豪華。すごい。ただ、私は城より教会や街並みの方が好きらしい。

バスにてスロバキアへ。
鉛筆のような城や市街を見学。スロバキアは不思議な国。すこしおもちゃ風味もするが共産臭強し。物乞いも多い。子供の物乞いしつこい。ホテルの周りはややボロイ集合住宅。やたらと整然としており怖い。うーん共産臭。

ホテルやばし。エレベーターは戸が空いてなお移動を続け風呂には下水集漂う。食事にはケチャップを薄めソースをぶちこんだ謎のスープと古い油脂の味のするチョコレートの味のしないチョコレートケーキを頂く。部屋にて牟田持参の人生ゲームをする。2位。鳥娘ビリ。添乗員を巻き込んだバツゲームを考案。

【チェコ→オーストリア】
豪雪。

チェコのチェスキークルムロフ見学。さすが世界遺産。城も塔も工事中。毬居ないのに何故。もののけ姫以前の宮崎アニメに酷似。おもちゃの国にておもちゃ屋巡り。おもちゃおもちゃおもちゃ。てんとう虫グッズを購入。計算の出来ないチェコ女有り。

昼食後バスにてウィーンへ。途中待望のリンツ通るも排泄欲求マックスのため気も漫ろ。全身尿意のみの女inリンツ。悔しい。

ウィーン着。ウィーンの街並みはいわゆるヨーロッパらしい。チェコより格調高い雰囲気。ホテルはなかなか素敵。4つ星。地下鉄タダ乗りして市街へ出る。自己主張の強いウェイターに苦労。食後ザッハー班とフンデルト班で別行動。迷った末フンデルト班に所属。フンデルトヴァッサーはとてもとても可愛い市営住宅。基地外。フンデルトヴァッサーに行けず迷っている私たちを助けてくれたおばさん本当にありがとう。東京にいる外国人に親切にしましょう。

12時頃ホテル着。ウィーンの治安良い。ERらの部屋にてトランプ後わなに嵌る。悔。

【チェコ】

雪のち曇り時々うすら晴れ。

プラハ市内見学。
聖ヴィート大聖堂すごい。ただもうすごい。黄金小道かわいい。ぼそついている。この可愛いやつめ。どうしてくれようか。S綿破壊衝動。綿世界。牟田と共に興奮。カレル橋を渡り旧市街へ。街が本当に美しい。旧市街の時計塔から町を見下ろす。屋根が赤赤赤赤赤。露店にて可愛い物をたくさん買う。

カフェにて昼食。高級カフェだったようで日本と値段変わらず。美味だが異常に塩辛い。昨日の夕食も塩が効いていた。見切った、チェコの料理は塩辛い。水が有料の外国でこれは辛い。

スーパーへ移動。クルテクに魅せられる。

ケーキを食べるが微妙。LA旅行について突っ込まれる。軽くキレてごまかす。蕎麦の意向でスワロフスキーへ。食指動かず。牟アミ三人はしばし自己を省みる。

タクシーにてホテルへ。運転手迷いまくる。ぼられるかと懸念したもののメーターより少なくてよいと言う。いい奴だった。疑ってすまない。

東欧旅行出発。

K嬢眼病の為渡欧を断念。残念。7人での旅となる。

ウィーン経由プラハへ。約12時間のフライト。オーストリア航空なかなか快適。スッチー制服・機内食食器洒落込んでいる。映画二本見る。「ロストイントランスレーション」「ラブアクチュアリー」。前者は字幕で見るのをオススメする。何故か三千里薬局アップ多し。

ウィーン着後プロペラ機にてプラハへ。約1時間。安ツアーなのでホテル不安だったがなかなか。古いながらもハイセンス。疲れたためホテル内にて夕食。スープがあるにも関わらず無いと主張するチェコウェイトレスあり。チェコ時間夜8時。日本時間では朝4時。朝っぱらからじゃがいもを摂取しまくる。食後明日の予定について話し合うも疲れのためグダグダに。「疲れている時は揉めない」また一つ真理が誕生。やや酸っぱめながらも広めの浴槽を満喫し就寝。

長旅だったが寝ていたらあっという間に到着。

よく分からないうちに25日の夕方になっていた。日付変更線のシステムは未だによく分からない。時間というのはあるようでない。今意識している時間というのは人間の作ったものなんだなあと改めて感じる。如何にも頭が悪そうな感想。いやいや実際馬鹿なんだ。

段取り悪い三人らしく最後までうまくいかない。
成田で電車を1時間近く待つ。都会っ子には考えられない。そうだ私は一応都会っ子。シティガール。そう言えば行きも40分くらい待ったなあ。計画性無さ過ぎ。段取り悪すぎ。

夜、赤鬼から懺悔のメールを頂いた。良心的だ、鬼なのに。「泣いた赤鬼」という童話を思い出した。

…よく考えたら今日はロスに1秒も滞在してないな。

ほんの小一時間ほど眠ったようだ。
軽い不快感はあるが、三人の中で私が一番症状が軽い様子。

起きてすぐに出発。

飛行機は日付変更線を通過し翌日へ。

今日がロスで過ごす最後の日だ。

といっても特にすることがない。
とりあえずダウンタウンのデニーズにて朝食。
フレンチトーストを食す。上に乗せてあるバターの量が異常。ゴルフボール大。アイスかと思った。
るるぶを見て「ロス・フェリス」なる場所へ行くも特に何も無い。ちょっとおしゃれな感じの店を見つけたと思ったらX−girlとXLARGEの店だった。何だかなあ。結局セブンイレブンにのみ寄って帰る。

ダウンタウンに再び戻りMOCA現代美術館へと向かう。が、休み。定休日でもないのに。やはり鍋氏の力か。
リトル東京に行くも特に見所なし。妙に閑散としている。二ノ宮尊徳像の前にてK氏が乞食にチップをくれてやる。日本人（もしくは日系人）おばさんが少し離れたところから「あげちゃ駄目！！」と叫んでいた。

早々にホテルに戻り就寝。19時に起床。
禁酒宣言をしているK氏。彼を気にしつつも鍋氏と私で大量のビールを買ってくる。大量のビールに気づいていながらもあえてそれに触れないK氏。何となく気まずい。彼の意思は固い・・・と思いきや結局ぐだぐだに。Kさんそれでこそあなたですよ。

真夜中に何故か突然K氏が退出。しばらくすると代わりに赤鬼が戻ってきた。赤鬼は何度か人質を要求。その後ベッドを横取りすると眠りについた。

今日はバスでサンタモニカへ。
そこにはカモメがたくさんいる。小さな遊園地で回転の速い観覧車に乗る。彼らは怯えていたが実際大したことはなかった。
リムジンにてベニスビーチへ。娼婦のようなギャル達と一緒になる。実は飛行機でも隣の席だった。彼女達が「Hey！Boy！」と白人の少年に話し掛けていて驚いた。だって我々は現地の人と接したことが無かったから。娼婦みたいでも何でも彼女らの方がすごい。前から薄々気づいてはいたが。
ベニスビーチはやや大きな海の家といった風情の店が海岸沿い400メートルにわたって軒を連ねている。「HENNA　TATOO」という看板がやたらに多いが「変な刺青」という意味ではないらしい。ここでも雨にやられる。ピザ屋の軒先で雨やどり。とにかく寒い。三人でスクラムを組み寒さを凌ぐ。こんなに寒いのに外人さんたちは半袖で歩いたりしている。寒さを理解しない彼らにしてみれば、我々は奇怪な行動をとる謎の猿どもに見えるだろう。
もう一度サンタモニカに戻る。
本屋にてお土産を買う。アメリカ人向けの日本の案内本だ。銀座に虚無僧が居る写真が載っていた。
夕食は豪華にロブスターと生牡蠣を頂く。美味。金髪ボーイさんが親切。文字のままに有り難い。

夜は今日もコロナビールを飲んで就寝。

旅行代理店に夜から参加する買い物ツアーに申し込んだのでそれまでの時間をもてあまし気味。

チャイナタウンに行くも特にすることなし。
途中のメキシコ調の広場のほうが楽しかったかもしれない。
入った中華料理店は恐ろしく不味い。私の食べたローストダック入りの麺は何とか食べることもできるが、彼らの注文したチャーハンはひどかった。非道い。チップを置かずに店をあとにした。失笑された気がする。関係ないが、中国人の服のセンスはおそろしく悪い。ここでも雨に降られ、早々にホテルへ。

夕方から買い物ツアーへ。
ガイドのナカヤマという老人はなかなかの人物。
99セントショップなるものでオモチャやお菓子を買いだめする。「NINJA　POWER」なる素敵なオモチャをゲット。毬を羨ましがらせる。完全に忍者を嘗めている。ガロン単位のクリスタルガイザーも購入。
大型マーケットに行き、私のみ別行動。化粧品を買いだめする。二人はドーナツ屋さんにいたらしい。
その後夜景を見る。まあまあだが、それより疲れたという意識が体を支配していた。金髪ウエイトレスにチップを渡すと「ワオ！」と言わんばかりの喜び様だった。1ドルくらいで黄色い私に彼女が笑いかけてくれるのならば安いものだ。

夜はビールを飲んで寝ようとするも眠れず。
鍋氏と種種のコンプレックスについて語り合う。夜中のテンションとアルコールのせいで喋り過ぎた。後悔。朝4時頃眠ろうとするもTK氏によって阻まれる。なぜかフセイン指名手配トランプで朝っぱらからカードゲーム大会が催される。ダウト等を延々とやり、飽きて眠る。

二人が異様に早くから行動を始める。
私は4時過ぎまで眠れなかったため非常に眠かったが、眠っていると平気で置いてきぼりにされそうなので無理やり起床。
ホテル内にて朝食をとる。ベーコンとトーストは普通だったが、彼らの食べたメキシコ料理は最終日まで話題にのぼるほどの不味さだった様子。

地下鉄にてユニバーサルスタジオへ。
今日もやたらと寒い。しかもめったに雨が降らない（年間に10〜20日程度）にも関わらず雨に見舞われる。USプリント入りのポンチョを購入。K氏鍋氏は雨具を買わず濡れていた。バックトゥザフューチャーやジュラシックパーク、火事を消すアトラクション、スパイダーマンのミュージカルなどに行く。まあまあ楽しかった。
しかし言葉がわからないのと寒いという理由で早々に退散。
（ウォーターワールドは雨天のため中止。見られなかった。ウォーターワールド中止させたのは鍋氏である可能性が高い。）

土曜日からラスベガスに行くツアーに参加申し込みをする為、ダウンタウンにある旅行代理店へ。
地図どおりに行くもそこには店が存在せず。周りは廃ビルが多く恐ろしげだ。廃ビルで何かを見たという証言もある。手術用マスクを着用した男が現れたそうだ。結局近くのホテルにて電話を借りる。電話にてツアーの件問い合わせると「あー、もうイッパイ。全然ないよー」とぞんざいな言葉で断られる。不躾な国アメリカ。別のツアーが空いていないか問い合わせようとしたが、16時にはもう営業が終了しているらしく電話がつながらない。怠慢。これだからメリケンてやつは。鍋氏はベガスに行けないショックで体調を崩しかける。K氏がひたすらバナナを勧めていた。

前日から熱が出る。病院に寄ってから空港へ。
昼にK氏と日暮里にて待ち合わせるも電車遅延のため大幅に遅刻。
この旅に対する不吉な予感に襲われる。
飛行機の中は空気が悪く乾燥しており病状は悪化。辛い。

長いことかかってロス到着。
バスにて移動するも、周りの景色は先月行った南房総の景色と似ており、いまいちテンション上がらず。

フィゲロアホテルにて説明会。現地係員の長い話にウンザリ。しかもやたら寒い。昼は半袖でも大丈夫という事前情報はどうなってるのかと。

自分達の滞在するメイフェアホテルへ。安いツアーだけあってショボい。だが私にはお似合いだ。

時差ぼけをなおすため眠らないよう努力する。
ハリウッドへ出かけるもパントマイムをしながら強盗行為を働く男と出くわす。強盗行為もパントマイムの一環という珍説もある。出鼻をくじかれたチキンジャップたちは早々にハリウッドを立ち去る。余談だが鍋氏がコダックシアターにて購入したペットボトルの水が何故か凍っていた。
その後ダウンタウン界隈をうろつくも、疲れのため皆終始無言。「寝てはいけない」という義務感にかられて歩きつづける。ここはロスであって雪山ではない。しかし、根性なしジャップどもは途中で諦め、夕方に床に就く。

案の定、真夜中に目が覚める。
喉が痛く、鼻の奥が熱を持っている感じ。原因は乾燥であると決め付けシャワーにて過失。数時間後には砂漠の街ロスが熱帯雨林と化す。湿気で他の二人は目を覚ます。どうやら体の異常は乾燥のせいでなく自らの体調不良によるものだったようだ。