またもや日が経ってしまったが・・・ポルトガル旅行記の続きです。

BAのディレイに翻弄され、22:30到着予定が24:30頃の到着となってしまった。しかも空港内の移動や入国審査なんかで空港を出られたのはもう1時近い。(余談だが荷物を預けなくて本当に良かった。荷物が出てくるのを待っていたら丑三つ時になってしまったに違いない。)

22:30だって十分遅いんだけど、24:30だとまた全然違う。日本の自分の駅だって1時なんてちょっと怖いのに、ましてや外国、しかも初めての国、しかも一人。タクシーだって密室だしいくらポルトガルの治安が良いと言ったってやっぱり怖い。ぼられたという情報もちょこちょこ目にするし。

空港~市内ホテルまでの値段は、普通のタクシーで行けば7~10ユーロ、ツーリストインフォメーションで売られているバウチャーを購入すれば深夜料金でも一律18.5ユーロらしい。(09地球の歩き方による)

普通の倍近くの値段になるのでもともとはバウチャーを購入する気はなかったのだが、到着が遅くなってしまったため安心料として1000円を多く支払い、バウチャーを購入することにし、一路インフォメーションを目指す。

が、到着が遅過ぎてツーリストインフォメーションが開いてない・・・。

仕方がないのでほぼ誰もいない、そして電気もついていない階段を重い荷物を抱えて上り、出発ロビーへ上がる。(到着ロビーにはカモを待つ悪徳タクシーがいるという専らの噂なので、出発ロビーから乗る方が少しは安心なのです)

外に出ると客待ちタクシーがたくさんいて、運転手のおじさんたちが談笑している。

一番近くにいるタクシーは車体もキレイだし、なかなか良いぞ。。。と思って近づいていくと、一番遠く(おそらく客待ちタクシーの先頭)のおじさんが手を振っている。

うっ・・・顔が濃いぃ。しかも車体が古いし傷だらけ(泣)。

予約しておいたホテルResidencial Mar dos Açoresの名前を告げるもどうもわからない様子。
事前に用意しておいた「ホテルの名前」「住所」「電話番号」「グーグル地図」「**に近いです(という自分なりにポルトガル語で書いたメモ)」を見せるものの、やっぱりわからなそうなおじさん。
まわりの運転手さんがあつまってきてあーだこーだと教えている。あのー、知っている人いるならその人に乗せていってもらいたいんですけど。

結局その濃いいおじさんの車に乗るように誘導され、トランクに荷物を積むように言われるがかたくなに断る(トランクに荷物を入れると1.6ユーロ別料金がかかる)。気のせいかおじさんたちに失笑された気がするが、気のせいということにしておこう。

メーターを倒したことを確認し、外を見たり地図を見たり、たまにメータをのぞきこんだり「見ているぞ」的なオーラを出しまくっているうちにあっという間についた。

どうやら小さなカーナビ的なものを使っていたようでスムースについた。メーターも6.3ユーロ。相場より安い。ごまかすことなくおつりもくれた。
ムイントオブリガーダ(どうもありがとう)と伝えると、はにかんだように笑った。結果的にすごくいい人だった。疑ってごめんなさい。

無事チェックインし、就寝。

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