まずは首都アテネ。

久々のヨーロッパ。でもアテネはそんなにヨーロッパヨーロッパしていない。ヨーロッパってひとくくりにしてしまうけど、やっぱりそれなりに「らしさ」がある気が。

イギリスはしっとりと重厚、フランスは美しく華やか、オーストリアは華やかでありながら渋さと重厚さを、イタリアは華やかでありつつ親しみやすさがあり、スイスは他とは少し毛色が異なりアルプスの山々とチロリアンが、チェコはヨーロッパらしさを残しつつつつましやかで可愛らしく、スロバキアはチェコと似ているが街並みにも悲しい歴史や現状を感じさせ、ハンガリーでは建物の色使いが減って東の影響を感じる暗い感じがなかなか好もしい。

さてギリシャ(アテネ)はというと、ヨーロッパらしさはあまりなく、何となく南国の雰囲気。
この感じどこかで・・・そう、ニューカレドニアのヌーメアです。ニューカレドニアはフランス領なので「南半球のプチパリ」と言われているそうですが、どちらかというと、いや俄然南半球のアテネでしょう。ニューカレドニアをヨーロッパにもってきたらアテネ。街の真ん中に大きな広場があって、強い太陽の日差しとどこか適当な感じのする建物のつくり、まったりのんびりした雰囲気。似てます。

アテネの街は、観光客がうろうろするような地域は非常に狭く、徒歩でだいたいの個所をまわれます。パルテノン神殿が丘の上にあるので目印にもなるし、まあ迷うこともないでしょう。地下鉄やタクシーでまわってもそこまで移動費はかからなそう。

さてさてアテネの治安ですが、かなり良いという印象です。
私たちの泊まったホテルはオモニア広場というアテネ一治安の良くない場所だったようだけど、危ない感じはしませんでした。特に明るいうちは女一人で歩いても大丈夫そう。しかも夏のヨーロッパは日が長いし。この日の日没は20時半ごろだったような。
ギリシャのほかの場所を見た後から考えると、確かにあの広場周辺の雰囲気は暗い(何となくハンガリー的な)けど、でもギリシャの中では危ない、というくらいで別に大丈夫なんじゃないかしらと。うちの地元も決して治安は良くないので、すさんだ雰囲気に鈍感なのかもしれませんが。とりあえず自分史上LAが最凶です。

まあ街の印象としてはこんな感じ。
あとは日本人含め東洋人が全然いない。こんなに日本人に会わないのは本当に珍しい。周りはギリシャ人だけでなくバカンスに来ているイギリス、フランス、イタリア、ロシア人などのようです。薄い顔が好きな綿素材ですがやっぱり白人さんは何かカッコイイ。イケメンたくさんで、なかなか幸せな気分で待ち歩きを楽しめます。

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