せっかくなのでゴンドラに乗る。
アコーディオン演奏と歌を聞きながら約40分。

ベニスでの主な移動手段であるヴァポレット(水上バス)も良いものだが、水上バスでは通れない小さな運河を巡るのはなかなか楽しい。もろ観光客という感じでちょっと恥ずかしいが、景観は風情があってなかなかよろしい。おすすめです。

歌い手のおじさんは「サンタルチア」や「帰れソレントへ(タイトル多分違う)」等、日本人の知っている曲をたくさん歌ってくれた。せっかく歌ってくれているのでおじさんに注目しないのも悪いと思い、景色に集中できなかったのが少し残念だ。あのおっさんの顔を今でも鮮明に思い出す。余談だが、母親がおじさんと一緒になって歌う(しかも音痴)なのでちょっと恥ずかしかった。懲らしめる為にデジカメの動画で撮っておいて後で見せた。自分の歌声を聞いてちょっとショックそうだった。

歌い手のおじさんが「手が寒い」という素振をしきりにするので、ホッカイロを差し出したらそのまま持って帰ってしまった。人生初の借パク被害に遭った。

トータルとしては最初に書いた通りとても良かった。

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