ポルトガル旅行記◆リスボンでお土産調達(7月11日)
2009年11月8日 旅行今日はリスボン市内を一日堪能する予定。今日の様子いかんによって明日シントラやロカ岬に行くかどうか決めるつもりだ。まあ、「おまけ」に書いたとおりシントラに行く気持ちは自分の中で殆どなくなっていたのだけど。
今日は土曜日、ということは当然ながら明日は日曜日である。ヨーロッパ旅行経験のある人ならおわかりと思うが、日曜日の街というのは観光地を除きひどくさみしいものなのである。殆どのお店が閉まり、地元の人たちは家族と過ごすため家にこもり、町は閑散とし行き場を失った観光客だけがふらりふらり・・・という状態になる。明日のことは明日書くが、ここリスボンも例外ではなかった。
店の大半がclosedとなってしまうので、お土産を買うなら今日しかない。今まで行く先々で適当にお土産を買っていたが(ニワトリグッズとかジンジャとか)、ほとんどが自分へのお土産だったため、義理土産を買うのは今日しかないのだ。
別にお勧めするわけではないが、ある程度お店を比較したうえで私が買ったのは以下のもの。ちなみに電車に乗って少し郊外に行くと大型ショッピングモールがあるらしいが、結局面倒になり自分の宿周辺のお店で購入した。なので以下に紹介したお店はすべてロシオまたはフィゲイラ広場から徒歩5分以内のお店ばかりです。お土産屋さんの元値は高いが交渉次第で多少安くなるようだ。たくさん買う人には良いかもしれないが私は面倒くさいのでやめておいた(面倒くさがってばっかりだな)。ちなみにスーパーやポルックスは日曜日閉まってしまうが、
◆POLLUXにてポルトガル風雑貨購入
お土産屋の交渉結果は知らないが、雑貨ならここが一番安かった気がする。
◆マヌエルタヴァーレスにてポルトワイン小瓶大量購入
1.5€~程度でポルトワインの小瓶が購入できる。購入したワインは一本一本紙でつつんでくれる。あまりに大量の小瓶を購入したので店の人がちょっと大変そうだった。ちなみにちゃんと試飲もさせてくれる。
ポルトガル風お菓子やパテ類(これは持込みできないのかしら)も売っているのでここで購入するのも良いでしょう。
◆スーパーで買い物
メルカードダフィゲイラというフィゲイラ広場に面した小さなスーパーと、そのあと発見したロシオ広場至近の大きめなスーパー(上はアメリカーノというホテル)にてお菓子やワインなどを購入。ものによってメルカードの方が安かったり、その逆もあったりしたのでその辺はご自身で調査してみてください。
さて、午前中いっぱいお土産購入に奔走したので午後はリスボン市内をうろうろ&念願の市電に乗りまくることにします。
今日は土曜日、ということは当然ながら明日は日曜日である。ヨーロッパ旅行経験のある人ならおわかりと思うが、日曜日の街というのは観光地を除きひどくさみしいものなのである。殆どのお店が閉まり、地元の人たちは家族と過ごすため家にこもり、町は閑散とし行き場を失った観光客だけがふらりふらり・・・という状態になる。明日のことは明日書くが、ここリスボンも例外ではなかった。
店の大半がclosedとなってしまうので、お土産を買うなら今日しかない。今まで行く先々で適当にお土産を買っていたが(ニワトリグッズとかジンジャとか)、ほとんどが自分へのお土産だったため、義理土産を買うのは今日しかないのだ。
別にお勧めするわけではないが、ある程度お店を比較したうえで私が買ったのは以下のもの。ちなみに電車に乗って少し郊外に行くと大型ショッピングモールがあるらしいが、結局面倒になり自分の宿周辺のお店で購入した。なので以下に紹介したお店はすべてロシオまたはフィゲイラ広場から徒歩5分以内のお店ばかりです。お土産屋さんの元値は高いが交渉次第で多少安くなるようだ。たくさん買う人には良いかもしれないが私は面倒くさいのでやめておいた(面倒くさがってばっかりだな)。ちなみにスーパーやポルックスは日曜日閉まってしまうが、
◆POLLUXにてポルトガル風雑貨購入
お土産屋の交渉結果は知らないが、雑貨ならここが一番安かった気がする。
◆マヌエルタヴァーレスにてポルトワイン小瓶大量購入
1.5€~程度でポルトワインの小瓶が購入できる。購入したワインは一本一本紙でつつんでくれる。あまりに大量の小瓶を購入したので店の人がちょっと大変そうだった。ちなみにちゃんと試飲もさせてくれる。
ポルトガル風お菓子やパテ類(これは持込みできないのかしら)も売っているのでここで購入するのも良いでしょう。
◆スーパーで買い物
メルカードダフィゲイラというフィゲイラ広場に面した小さなスーパーと、そのあと発見したロシオ広場至近の大きめなスーパー(上はアメリカーノというホテル)にてお菓子やワインなどを購入。ものによってメルカードの方が安かったり、その逆もあったりしたのでその辺はご自身で調査してみてください。
さて、午前中いっぱいお土産購入に奔走したので午後はリスボン市内をうろうろ&念願の市電に乗りまくることにします。
ポルトガル旅行記◆おまけ
2009年11月8日 旅行 コメント (1)まだ旅行記は途中だけど、おまけを少々。
今回、初一人旅をするにあたって、ネットに大変にお世話になりました。
現地在住の人やポルトガル旅行経験者にアドバイスをもらい、本当に助かりました。今までネットでは努めて傍観者でいることを選んでいて、そうでない人を冷めた目で見ることが多かったけれど、今回のことで反省しました。これからも無意味な書き込みをするつもりはないけど、人の旅行記とか旅行掲示板とかに本当に助けてもらったので、ポルトガル旅行記だけはいつもと違う、これからポルトガルを旅行する人が読んで少しでも参考になるものにしたいと思いました。通常のブログは誰かに向けて何かと書くわけではなく、自分の独り言兼備忘録という位置づけなのです。まあ文章の癖とか、もともとの根暗さ、そして写真をUpする技術の無さゆえにそこまで役にたつ旅行記にはならないけど、一応そういう心づもりで書いているわけです。
実は旅行にあたって親切にアドバイスをもらって大変有難かったものの、一部の情報は正直???と思う部分がありまして。いや、本当に感謝しているんですけど、ネット上の大多数の意見ばかりが正しいわけではなく、そう思わない人もいるということも、これから旅行する人にとって知っておいて損はないと思うのであえて書きます。
①リスボンの治安
近年かなり悪くなっていると脅され相当ビビっていったが全くそんなことはありませんでした。結果オーライと言われればそれまでだけど、鞄の口をあけっぱなしでボケっとしていたり、真夜中に一人で人気のない場所をふらふらしたりしなければ女性一人でも何ら心配ないと思います。前に書いたようなスキだらけの行動をすれば東京にいたって犯罪被害にあう可能性は高いし。気をつけるに越したことはないけどビビる必要は全くないでしょう。前にも書いたけど東京の繁華街や、繁華街じゃないけど東京の端っこにあるうちの地元の方がよっぽど怖いです。
②観光地としてのリスボン
リスボンの見どころが多いという情報を聞き、ポルトを一泊にしリスボンを三泊と長めにとりました。が、正直これは失敗だったと思います。
ポルトとリスボンを比較すると、個人的には街並みも雰囲気もホテルのCPも物価もポルトの圧勝でした。見どころ=名所、という意味ではリスボンの方が色々あるのかもしれないけど、街をそぞろ歩きするのが何より好きな私には合わない街でした。まあこれは個人的な好みもあると思いますけど。
リスボンは首都だけあって都会だなという感じがしました。もちろんロンドンやパリや他欧州諸国の首都と比べれば十分にのんびりして味がありますが。なんていうのかな、都会の田舎というか田舎の都会というか、中途半端な感じがしました。わたしはもっとこちゃこちゃした街の方が好きなので正直リスボン滞在はもう一泊減らせば良かったと着いた早々後悔し、その印象は最後まで変わることはありませんでした。ポルトガルではポルト、すこーしだけコインブラ、ナザレ、オビドス、リスボンを見ましたが、他の町は甲乙つけがたく是非また行きたい町であるのに対し、リスボンはもういいかなーというところです。
ちなみにリスボン一押しの皆さんからシントラ観光を強く勧められており、行くつもりでいたのですが、実際にリスボン到着してみて、あの街を推す皆さんとは嗜好が合わなさそうなのでシントラ観光は中止しました。失礼ながら他の人の旅行記やガイドブックを見ても城も町も全然惹かれないので・・・あれらの写真を見て「素敵だな」と思う人なら行ってもいいかもしれません。
あ、リスボンの文句みたいになっちゃいましたけど、悪いところではないです。旅行記本編にも書いたけどとっても親切な人もいたし、都会だけあって夜遅くまで活気があります。ただ他の町が素晴らしすぎたのと、私の嗜好に合わないというだけですので、これも一つの情報として読み流してもらえればと思います。
③リスボンでの移動手段
これは治安面の話とも関係ありますが、バックパックを背負って地下鉄に乗るのは危険だというアドバイスをもらっていたのであえてタクシーを使いましたが、おそらく全然問題ないでしょう。バックパックを背負っているとお金をたんまりもった旅行者だと思われスリに狙われる、ということでしたが、電車の駅を指折り数えて乗っている東洋人が旅行者でない可能性はとてつもなく低く、バックパックを背負っていようがいまいが、スリの標的になることには変わりないと思います。なのでバックパック(スーツケース)を持っているから地下鉄や公共交通機関に乗らない方が良い、という情報は私にとって無意味な気がしました。まあ混雑した車内で大きな荷物は嫌がられる可能性大なので、そういう点ではバックパックをしょっての地下鉄&バスはやめて正解、かもしれません。
今回、初一人旅をするにあたって、ネットに大変にお世話になりました。
現地在住の人やポルトガル旅行経験者にアドバイスをもらい、本当に助かりました。今までネットでは努めて傍観者でいることを選んでいて、そうでない人を冷めた目で見ることが多かったけれど、今回のことで反省しました。これからも無意味な書き込みをするつもりはないけど、人の旅行記とか旅行掲示板とかに本当に助けてもらったので、ポルトガル旅行記だけはいつもと違う、これからポルトガルを旅行する人が読んで少しでも参考になるものにしたいと思いました。通常のブログは誰かに向けて何かと書くわけではなく、自分の独り言兼備忘録という位置づけなのです。まあ文章の癖とか、もともとの根暗さ、そして写真をUpする技術の無さゆえにそこまで役にたつ旅行記にはならないけど、一応そういう心づもりで書いているわけです。
実は旅行にあたって親切にアドバイスをもらって大変有難かったものの、一部の情報は正直???と思う部分がありまして。いや、本当に感謝しているんですけど、ネット上の大多数の意見ばかりが正しいわけではなく、そう思わない人もいるということも、これから旅行する人にとって知っておいて損はないと思うのであえて書きます。
①リスボンの治安
近年かなり悪くなっていると脅され相当ビビっていったが全くそんなことはありませんでした。結果オーライと言われればそれまでだけど、鞄の口をあけっぱなしでボケっとしていたり、真夜中に一人で人気のない場所をふらふらしたりしなければ女性一人でも何ら心配ないと思います。前に書いたようなスキだらけの行動をすれば東京にいたって犯罪被害にあう可能性は高いし。気をつけるに越したことはないけどビビる必要は全くないでしょう。前にも書いたけど東京の繁華街や、繁華街じゃないけど東京の端っこにあるうちの地元の方がよっぽど怖いです。
②観光地としてのリスボン
リスボンの見どころが多いという情報を聞き、ポルトを一泊にしリスボンを三泊と長めにとりました。が、正直これは失敗だったと思います。
ポルトとリスボンを比較すると、個人的には街並みも雰囲気もホテルのCPも物価もポルトの圧勝でした。見どころ=名所、という意味ではリスボンの方が色々あるのかもしれないけど、街をそぞろ歩きするのが何より好きな私には合わない街でした。まあこれは個人的な好みもあると思いますけど。
リスボンは首都だけあって都会だなという感じがしました。もちろんロンドンやパリや他欧州諸国の首都と比べれば十分にのんびりして味がありますが。なんていうのかな、都会の田舎というか田舎の都会というか、中途半端な感じがしました。わたしはもっとこちゃこちゃした街の方が好きなので正直リスボン滞在はもう一泊減らせば良かったと着いた早々後悔し、その印象は最後まで変わることはありませんでした。ポルトガルではポルト、すこーしだけコインブラ、ナザレ、オビドス、リスボンを見ましたが、他の町は甲乙つけがたく是非また行きたい町であるのに対し、リスボンはもういいかなーというところです。
ちなみにリスボン一押しの皆さんからシントラ観光を強く勧められており、行くつもりでいたのですが、実際にリスボン到着してみて、あの街を推す皆さんとは嗜好が合わなさそうなのでシントラ観光は中止しました。失礼ながら他の人の旅行記やガイドブックを見ても城も町も全然惹かれないので・・・あれらの写真を見て「素敵だな」と思う人なら行ってもいいかもしれません。
あ、リスボンの文句みたいになっちゃいましたけど、悪いところではないです。旅行記本編にも書いたけどとっても親切な人もいたし、都会だけあって夜遅くまで活気があります。ただ他の町が素晴らしすぎたのと、私の嗜好に合わないというだけですので、これも一つの情報として読み流してもらえればと思います。
③リスボンでの移動手段
これは治安面の話とも関係ありますが、バックパックを背負って地下鉄に乗るのは危険だというアドバイスをもらっていたのであえてタクシーを使いましたが、おそらく全然問題ないでしょう。バックパックを背負っているとお金をたんまりもった旅行者だと思われスリに狙われる、ということでしたが、電車の駅を指折り数えて乗っている東洋人が旅行者でない可能性はとてつもなく低く、バックパックを背負っていようがいまいが、スリの標的になることには変わりないと思います。なのでバックパック(スーツケース)を持っているから地下鉄や公共交通機関に乗らない方が良い、という情報は私にとって無意味な気がしました。まあ混雑した車内で大きな荷物は嫌がられる可能性大なので、そういう点ではバックパックをしょっての地下鉄&バスはやめて正解、かもしれません。
ポルトガル旅行記◆リスボン到着(7月10日)
2009年11月8日 旅行RE社バスでオビドスより1時間と少し、リスボンに到着した。どうもカンポグランデという駅のようだ。近代的なビル、高速道路、広い道路にたくさんの車・・・都会だ。日本では都会が好きなのだが(というか地元東京を愛しているのです)、あまり海外の都会が好きでない私は早速しょんぼり。Mくんからの「もっとナザレにいたらいいのに・・・」という何とも嬉しい言葉をふりきって、後ろ髪ひかれつつ無理やり来たリスボンがいまいちだとは。。。いや、旧市街に行けば全然印象が違うかもしれぬと、とりあえず宿をとっている旧市街(バイシャ地区)へ向かうことに。
バックパックを背負っての地下鉄は危険という事前情報を信じ(後述しますがそんなことは無いと思います)タクシー乗り場を聞くべく、その辺のお兄さんを捕まえて「バイシャに行きたいのです。タクシー乗り場はどこですか」と聞くと、「地下鉄で行った方が安いよ。地下鉄はここをこー行ってあー行けば乗れるよ」と地下鉄乗り場を教えてくれてしまった。リスボンの治安に対し過剰におびえていた私はどうしてもタクシーに乗らねばならぬと思いこみ、自力でタクシー乗り場へ移動(タクシーの乗り場は地下鉄の駅の手前にありました)。途中、地下鉄の駅を教えてくれたお兄さんとすれ違い、「地下鉄乗らないの?あっちだけど・・・」と言われたので、「乗り方が難しいし、荷物が重くて大変だから・・・えへ」と誤魔化したのだった。
タクシーで走る街並みも都会・・・急速に萎える気持ち。ロシオ広場に到着、旧市街は近代的な町並みよりは良いけど、何か規模がでかい。ううう・・・後悔の嵐。
まあ後悔していても仕方ないので宿へ。このポルトガル旅行で一番高価な宿なのです。というのもリスボンの治安に過剰におびえていた私は中心地も中心地、銀座でいえばみゆき通り、渋谷で言えば109、横浜で言えばランドマークのような、とにかく観光地ど真ん中且つ治安の悪くない場所(109は治安が良いとは言えませんが)を選んだため、1泊45€(6000円強)もする宿となってしまったのです。この宿については後述しますが、まあひどいもんでした。本当に狭い、暑い、風呂・トイレが汚い、エアコンがない、扇風機が壊れている・・・などなど。値段と部屋が見合ってません。これもあってリスボンの印象がますます悪くなってしまったのかも。部屋を見てかなりテンションが下がってしまったけれど、長時間あの部屋にいるのはもっとしょうがないと早速観光に繰り出します。とりあえず近くにあるサンタジュスタのエレベーターにでも昇ろうとてくてく歩きます。歩きながらもやっぱり街並みが好きになくて、どんどんテンションが落ちていく。道を聞くのも人が多すぎて聞きにくいし、勇気をだして聞いても「私もツーリストだから」という答えがかえってきたりして、今までの町とは違うなあと何だかますますリスボンの印象が悪くなっていく。
どんどん暗くなっていくし、雰囲気も微妙になってきたので(後から分かったけれど間違ってバイロアルトというひとりで夜歩かない方が良いという地域をめちゃめちゃ歩きまくっていた)いたしかたなく一人の女性に声をかける。彼女はフェルナンド?と言い、英語がほとんど分からないようだった(イエス、ノーは分かる)。指さし会話調を駆使してサンタジュスタのエレベーターに行きたい旨伝えると、「そこは遠いわ!」と言ってしばし無言。たぶん遠いから説明できないのだろう。他の人にあたるか、と思っていた矢先に「一緒に行きましょう!」とありがたい申し出。そこから20分以上歩いただろうか。彼女は途中途中にあるリスボンの名所や駅を教えながら歩いてくれた。彼女がいた地点からだいぶ離れてしまったので「随分離れてしまったけれどあなたは大丈夫ですか?」と聞くと、「ノープロブレムよ」とにこにこ。「あなたはムイントシンパティコ(とても親切)ですね」と言ったら、とっても喜んでくれた。無事サンタジュスタエレベーターに着くと、最後にハグ&キスをして別れた。リスボンを嫌いになりかけていた私にとって彼女と出会えたことはすごくラッキーだった。リスボンだって素敵な街ではないか。楽しまなくちゃ。
ちなみにサンタジュスタノエレベーターはホテルから数百メートルの距離だった。こんな至近距離を移動するのに迷うとは・・・。近場をうろうろしているうちに夜もふけてきたので、とりあえずまだ食べていない料理でどうしても食べたかった魚介のリゾットをここで食べることにする。じつはナザレで食べようと思っていたのだが思いがけずMくんとディナーを共にすることになったため食べることができなかったのだ。
ロシオ広場とフィゲイラ広場に面しているいかにも観光客を相手にしていそうなお店に適当に入る。メイアドース(半分)でセンコアントロ(コリアンダー抜き)が出来るというのでお願いした。確か13.5ユーロだった。ムール貝やエビが大量に入っていてなかなか豪華である。が、カニカマがもっと大量に入っていてちょっと邪魔だった。味はまあまあかな。もう少しサラサラしている方が私は好きだなー。半分の量なのにかなり多くて食べきれず残してしまった。こういう時に一人旅は不便だなあと思う。
夜も遅いので宿に帰って就寝。
明日はリスボン二日目、実質最終日となる。帰りたくないなあ。
バックパックを背負っての地下鉄は危険という事前情報を信じ(後述しますがそんなことは無いと思います)タクシー乗り場を聞くべく、その辺のお兄さんを捕まえて「バイシャに行きたいのです。タクシー乗り場はどこですか」と聞くと、「地下鉄で行った方が安いよ。地下鉄はここをこー行ってあー行けば乗れるよ」と地下鉄乗り場を教えてくれてしまった。リスボンの治安に対し過剰におびえていた私はどうしてもタクシーに乗らねばならぬと思いこみ、自力でタクシー乗り場へ移動(タクシーの乗り場は地下鉄の駅の手前にありました)。途中、地下鉄の駅を教えてくれたお兄さんとすれ違い、「地下鉄乗らないの?あっちだけど・・・」と言われたので、「乗り方が難しいし、荷物が重くて大変だから・・・えへ」と誤魔化したのだった。
タクシーで走る街並みも都会・・・急速に萎える気持ち。ロシオ広場に到着、旧市街は近代的な町並みよりは良いけど、何か規模がでかい。ううう・・・後悔の嵐。
まあ後悔していても仕方ないので宿へ。このポルトガル旅行で一番高価な宿なのです。というのもリスボンの治安に過剰におびえていた私は中心地も中心地、銀座でいえばみゆき通り、渋谷で言えば109、横浜で言えばランドマークのような、とにかく観光地ど真ん中且つ治安の悪くない場所(109は治安が良いとは言えませんが)を選んだため、1泊45€(6000円強)もする宿となってしまったのです。この宿については後述しますが、まあひどいもんでした。本当に狭い、暑い、風呂・トイレが汚い、エアコンがない、扇風機が壊れている・・・などなど。値段と部屋が見合ってません。これもあってリスボンの印象がますます悪くなってしまったのかも。部屋を見てかなりテンションが下がってしまったけれど、長時間あの部屋にいるのはもっとしょうがないと早速観光に繰り出します。とりあえず近くにあるサンタジュスタのエレベーターにでも昇ろうとてくてく歩きます。歩きながらもやっぱり街並みが好きになくて、どんどんテンションが落ちていく。道を聞くのも人が多すぎて聞きにくいし、勇気をだして聞いても「私もツーリストだから」という答えがかえってきたりして、今までの町とは違うなあと何だかますますリスボンの印象が悪くなっていく。
どんどん暗くなっていくし、雰囲気も微妙になってきたので(後から分かったけれど間違ってバイロアルトというひとりで夜歩かない方が良いという地域をめちゃめちゃ歩きまくっていた)いたしかたなく一人の女性に声をかける。彼女はフェルナンド?と言い、英語がほとんど分からないようだった(イエス、ノーは分かる)。指さし会話調を駆使してサンタジュスタのエレベーターに行きたい旨伝えると、「そこは遠いわ!」と言ってしばし無言。たぶん遠いから説明できないのだろう。他の人にあたるか、と思っていた矢先に「一緒に行きましょう!」とありがたい申し出。そこから20分以上歩いただろうか。彼女は途中途中にあるリスボンの名所や駅を教えながら歩いてくれた。彼女がいた地点からだいぶ離れてしまったので「随分離れてしまったけれどあなたは大丈夫ですか?」と聞くと、「ノープロブレムよ」とにこにこ。「あなたはムイントシンパティコ(とても親切)ですね」と言ったら、とっても喜んでくれた。無事サンタジュスタエレベーターに着くと、最後にハグ&キスをして別れた。リスボンを嫌いになりかけていた私にとって彼女と出会えたことはすごくラッキーだった。リスボンだって素敵な街ではないか。楽しまなくちゃ。
ちなみにサンタジュスタノエレベーターはホテルから数百メートルの距離だった。こんな至近距離を移動するのに迷うとは・・・。近場をうろうろしているうちに夜もふけてきたので、とりあえずまだ食べていない料理でどうしても食べたかった魚介のリゾットをここで食べることにする。じつはナザレで食べようと思っていたのだが思いがけずMくんとディナーを共にすることになったため食べることができなかったのだ。
ロシオ広場とフィゲイラ広場に面しているいかにも観光客を相手にしていそうなお店に適当に入る。メイアドース(半分)でセンコアントロ(コリアンダー抜き)が出来るというのでお願いした。確か13.5ユーロだった。ムール貝やエビが大量に入っていてなかなか豪華である。が、カニカマがもっと大量に入っていてちょっと邪魔だった。味はまあまあかな。もう少しサラサラしている方が私は好きだなー。半分の量なのにかなり多くて食べきれず残してしまった。こういう時に一人旅は不便だなあと思う。
夜も遅いので宿に帰って就寝。
明日はリスボン二日目、実質最終日となる。帰りたくないなあ。
ポルトガル旅行記◆オビドス散策(7月10日)
2009年11月6日 日常親切な人々のおかげでオビドスにたどり着いた私はさっそくiに荷物を預け、町をぶらぶら。オビドスは谷間の真珠と言われる美しい街で、城壁に囲まれたこぢんまりとした集落である。
あまりの可愛さに溜息をつきながら、一人でいるのが寂しくて仕方なくなる。昨日や今朝、なまじっか人と一緒にいたせいで今までより一人でいるのがこたえる。一緒に行こうと誘えば良かったと後悔したが、今さら仕方ないのでなるべく街を楽しむよう意識を集中させる。
一人でセルフショット(景色ばかりではつまらないのでたまに自分を入れて撮っていた)を撮っていると、フランスやスペイン、ドイツの人などが「撮りましょうか?」と声をかけてくれる。ポルトガル人だけでなくポルトガルに滞在する人がみんないい人に思えてくる。なかでも一人のスペイン人のおじさんは英語がしゃべれず、私はスペイン語が分からないと言っているにも関わらず、すれ違うたびに何か色々な話をしてくれた(内容はさっぱりわからなかった)。このあとリスボンでも愉快なスパニッシュと食事をともにする機会があり、この旅でスペイン人の印象まで良くなった。
さて、オビドス観光であるが、ここは小さな町なので2~3時間あれば十分堪能できると思う。くまなく街を歩き回り、ジンジャを何杯か飲み、お土産も購入し、カフェでまったり・・・というかなりオビドスを満喫した私も滞在時間は5~6時間ほどではなかったかと思う。なぜこんなにゆっくりしていたかと言うと荷物を預けたiが長い昼休みに入ってしまい、荷物を夕方までとることが出来なかったからだ。これから行かれる方ご注意ください。
リスボンに向かうバスではまたもやポルトガル人および観光中のフレンチファミリーに助けてもらいながら、無事移動できた。
あまりの可愛さに溜息をつきながら、一人でいるのが寂しくて仕方なくなる。昨日や今朝、なまじっか人と一緒にいたせいで今までより一人でいるのがこたえる。一緒に行こうと誘えば良かったと後悔したが、今さら仕方ないのでなるべく街を楽しむよう意識を集中させる。
一人でセルフショット(景色ばかりではつまらないのでたまに自分を入れて撮っていた)を撮っていると、フランスやスペイン、ドイツの人などが「撮りましょうか?」と声をかけてくれる。ポルトガル人だけでなくポルトガルに滞在する人がみんないい人に思えてくる。なかでも一人のスペイン人のおじさんは英語がしゃべれず、私はスペイン語が分からないと言っているにも関わらず、すれ違うたびに何か色々な話をしてくれた(内容はさっぱりわからなかった)。このあとリスボンでも愉快なスパニッシュと食事をともにする機会があり、この旅でスペイン人の印象まで良くなった。
さて、オビドス観光であるが、ここは小さな町なので2~3時間あれば十分堪能できると思う。くまなく街を歩き回り、ジンジャを何杯か飲み、お土産も購入し、カフェでまったり・・・というかなりオビドスを満喫した私も滞在時間は5~6時間ほどではなかったかと思う。なぜこんなにゆっくりしていたかと言うと荷物を預けたiが長い昼休みに入ってしまい、荷物を夕方までとることが出来なかったからだ。これから行かれる方ご注意ください。
リスボンに向かうバスではまたもやポルトガル人および観光中のフレンチファミリーに助けてもらいながら、無事移動できた。
ポルトガル旅行記◆ナザレからオビドスへ(7月10日)
2009年11月6日 日常ナザレの市場を見たり、路地をうろついたり、大西洋に再びつかってみたりした後でオビドスへ向かう。バスは前回と同じくRE社。乗り場は到着時と同じ所。
時刻表をプリントアウトしておいたので、それを見せながら「**分発のオビドス行き1枚」とオーダー。するとチケット売り場のおじさんが何やらポルトガル語で言っている。彼は英語がまったく出来ないようだが、その身振りからして直行バスは無いと言っているようだ。時刻表によればそんなことはないのだが、時刻表の内容が変わることもあるだろうと、とりあえずカルダスライーニャまで行く切符を購入しバス停で待つ。カルダスライーニャからちょうど良い時間のバスがあればそれに乗るし、ダメそうだったらタクシーで行けばよいのだ。ネットで調べた事前情報によればタクシーで10~15€ほどらしい。そのくらいだったら許容範囲だ。
バス停でぼんやりしている私があまりに暇そうだったのか、となりに座っていたやたらに髭の濃いポルトガル人が一冊雑誌を貸してくれた。当然内容はさっぱりだが、マイケルジャクソンについての特集が組まれていた。なお、雑誌にはポルトガルテイストのマツケン&杉本あやカップルが写っており、ちょっとおもしろかった。
雑誌も読み終えてしまい、せっかくなので髭と話すことにする。実は後々かれに大変お世話になることになったのだ。この場で彼と話すことにした私は実についていたと言える。
彼はアレクサンドという名のブラガ在住35歳で、ややセクハラ気味ではあるが本当に親切な良い人であった。彼がいなかったらオビドスに無事にたどり着けたかどうか。
アレクサンドと片言の英語と指差し会話帳で日本とポルトガルのこと、お互いのことなどを一時間以上しゃべる。ついでに近くのおばあさんも巻き込んでアレクサンドを通訳にしゃべる。ポルトガル人の二人は私を相当に若いと思ったらしく、一人旅だという話をしたら大層心配された。
ひとしきり話し終えたところでアレクサンドに切符を見せて、オビドスに行きたいのだがこれで問題ないか、と聞くとアレクサンドが切符売場のおじさんのところに行き、何か交渉しはじめた。どうやらカルダスライーニャ乗継(乗換なしでそのままオビドスに行ける)バスがあるらしく、切符をそれにかえてあげて欲しいと交渉してくれているようだ。このおじさんはポルトガルであった人のなかで唯一不親切なヤツで、アレクサンドの依頼も聞き入れず「だったら運転手に言え」と言い放った(と思う、ポル語は分からないので予想です)。むかつくヤツだ。
不安そうな私に「とにかくノープロブレム、自分がちゃんとバスに乗せてあげる。何も心配はいらない」と繰り返し、彼が乗るべくバスをパスしてまでわたしに付き合ってくれた。
結局、バスの運転手さんと交渉の末(これもかなり大変でアレクサンドが切符売場とバスの間を何度も走って交渉してくれた)、差額を払うことで乗換なしにオビドスに行けることになった。アレクサンドとはここでお別れし、最後にお礼に頬にキスをするよう依頼されたが丁重にお断りした。それとこれとは話が別なのだ。
バスの中でも運転手さん、周りのお客さんのみんな親切で、私のチケットを見てはどうしたら良いのか、大騒ぎしながら代わる代わる教えてくれた。
なんでこんなに親切なんだろうと、なぜかちょっと泣きそうになった。
バスに乗ること一時間と少し、無事にオビドスに到着。
時刻表をプリントアウトしておいたので、それを見せながら「**分発のオビドス行き1枚」とオーダー。するとチケット売り場のおじさんが何やらポルトガル語で言っている。彼は英語がまったく出来ないようだが、その身振りからして直行バスは無いと言っているようだ。時刻表によればそんなことはないのだが、時刻表の内容が変わることもあるだろうと、とりあえずカルダスライーニャまで行く切符を購入しバス停で待つ。カルダスライーニャからちょうど良い時間のバスがあればそれに乗るし、ダメそうだったらタクシーで行けばよいのだ。ネットで調べた事前情報によればタクシーで10~15€ほどらしい。そのくらいだったら許容範囲だ。
バス停でぼんやりしている私があまりに暇そうだったのか、となりに座っていたやたらに髭の濃いポルトガル人が一冊雑誌を貸してくれた。当然内容はさっぱりだが、マイケルジャクソンについての特集が組まれていた。なお、雑誌にはポルトガルテイストのマツケン&杉本あやカップルが写っており、ちょっとおもしろかった。
雑誌も読み終えてしまい、せっかくなので髭と話すことにする。実は後々かれに大変お世話になることになったのだ。この場で彼と話すことにした私は実についていたと言える。
彼はアレクサンドという名のブラガ在住35歳で、ややセクハラ気味ではあるが本当に親切な良い人であった。彼がいなかったらオビドスに無事にたどり着けたかどうか。
アレクサンドと片言の英語と指差し会話帳で日本とポルトガルのこと、お互いのことなどを一時間以上しゃべる。ついでに近くのおばあさんも巻き込んでアレクサンドを通訳にしゃべる。ポルトガル人の二人は私を相当に若いと思ったらしく、一人旅だという話をしたら大層心配された。
ひとしきり話し終えたところでアレクサンドに切符を見せて、オビドスに行きたいのだがこれで問題ないか、と聞くとアレクサンドが切符売場のおじさんのところに行き、何か交渉しはじめた。どうやらカルダスライーニャ乗継(乗換なしでそのままオビドスに行ける)バスがあるらしく、切符をそれにかえてあげて欲しいと交渉してくれているようだ。このおじさんはポルトガルであった人のなかで唯一不親切なヤツで、アレクサンドの依頼も聞き入れず「だったら運転手に言え」と言い放った(と思う、ポル語は分からないので予想です)。むかつくヤツだ。
不安そうな私に「とにかくノープロブレム、自分がちゃんとバスに乗せてあげる。何も心配はいらない」と繰り返し、彼が乗るべくバスをパスしてまでわたしに付き合ってくれた。
結局、バスの運転手さんと交渉の末(これもかなり大変でアレクサンドが切符売場とバスの間を何度も走って交渉してくれた)、差額を払うことで乗換なしにオビドスに行けることになった。アレクサンドとはここでお別れし、最後にお礼に頬にキスをするよう依頼されたが丁重にお断りした。それとこれとは話が別なのだ。
バスの中でも運転手さん、周りのお客さんのみんな親切で、私のチケットを見てはどうしたら良いのか、大騒ぎしながら代わる代わる教えてくれた。
なんでこんなに親切なんだろうと、なぜかちょっと泣きそうになった。
バスに乗ること一時間と少し、無事にオビドスに到着。
ポルトガル旅行記◆ナザレでぶらぶら(7月9日)
2009年11月6日 日常うーん、もう四か月くらい経っており、その間にカンボジアとドイツを旅してすっかり記憶が薄れていますが引き続き。
とりあえず明るいうちに海に出て大西洋に飛び込む、ようなことはせず、足だけ浸かって満足する。だって水がとっても冷たいんですもの。それに水着になるのは出来れば避けたいのです。とりあえずあまり時間のない私はステレオタイプのナザレ観光をすべく、路地という路地を歩きまくり、伝統衣装を身にまとったおばあさんの写真を撮り(本人の了承を得たうえで撮影しています)、小銭を使ってケーブルカーで高台にのぼり小銭をけちって徒歩で下り、ナザレに来たからにはと無理やりイワシを食べ(今日の分は終りと言われたが、半分で良ければ・・・と明日のぶんのイワシを焼いてくれた。3匹+サラダで3€)、教会や土産屋をちら見しながらそぞろ歩きました。
とりあえず名所めぐりは済ませたので、大西洋に沈む夕日を見ようと浮かせた小銭を使ってシートを購入し、砂浜で待機。なのに全然暗くならない・・・風はそれなりに冷たいし何より暇なので、いったんお土産屋さんに戻り時間を潰そうと一軒のお店へ。2€という格安ビーサンを見つけ真剣に物色していると、その近くに私以上に真剣なまなざしでビーサンを選定する人が。よくよく見ればさっきのMくんではないですか。
偶然の再会を喜びあい、散歩をしがてら夕日を見ようと海岸へ戻る。一時間以上話をしてやっとこさ日没。かなり期待していたが、思ったほどではなくて「微妙だ」と笑いながら帰路につく。後日彼に聞いた話によれば、翌日の夕日はとてもキレイだったとのこと。彼のことやその後の顛末は旅行記とは関係ないので割愛しますが、とっても良い人でした。
日も暮れたので一緒にイワシの塩焼きを買って(昼間食べたことは言えなかった)、お手製のパスタと買い置きしていたというワインをごちそうになり、初めての旅友にうかれて帰宅したのでした。
ちなみにMくんの泊まっているペンサオンは私の泊まったところより立地がいいうえに設備も充実、部屋もきれいだし何より安かったのです。ナザレの宿泊場所は民宿で良ければいくらでもあるので、よく吟味した方が良さそうです。少なくともバス停で客引きをしている強気な人は辞めた方がいいです。
快適なMくん宅と比較するとなんて殺風景な部屋・・・とうなだれていると部屋にアリがちょろちょろ。何だこの宿は!!と怒りながら部屋を見回すと、自分のバッグに近づくにつれアリが増えていく。まさか・・・と思ったがそのまさか、昼間買って鞄に入れっぱなしにしておいたエッグタルトに大量のアリ。鞄の中にもものすごいアリ。うーん、アリは宿のせいじゃなく、完全に自分のせいです。むしろ宿主に迷惑をかけています。わずかに残った理性で時間帯を考慮し絶叫するのを我慢して、アリ退治を敢行することに。
まず元凶のエッグタルトはトイレにin。ただ大き過ぎて流れないのでトイレ掃除の変な棒みたいのでつぶしまくり、何度も水を流す。アリまみれになっていた紙袋は窓からブン投げ(本当はいけないんですがパニックだったのです)。バッグの中にいるアリをトイレにinすべく逆さまにしてブンブン振っていると、勢いあまって大事な本が便器のなかへ。何とか本は取り出し、泣く泣くゴミ箱へ。残ったアリはシャワーで水責め。部屋にいるアリをスリッパでたたきまくり、白々と夜が明けるころやっと眠りつく。あんなに素敵な時間を過ごしていた数時間後はトイレにこもってアリと格闘。この落差は何なんでしょう。悲しい。。。同じ宿の人たちにとって私の行動は夜中にバタバタ、ジャージャーとさぞうるさかったことでしょう。アリを呼び込んでしまったうえに騒がしくしてすみませんでした。この場を借りて同じ宿のドイツ人らに謝りたいと思います。
翌日は少しナザレをぶらぶらしてオビドスへ向かいます。
とりあえず明るいうちに海に出て大西洋に飛び込む、ようなことはせず、足だけ浸かって満足する。だって水がとっても冷たいんですもの。それに水着になるのは出来れば避けたいのです。とりあえずあまり時間のない私はステレオタイプのナザレ観光をすべく、路地という路地を歩きまくり、伝統衣装を身にまとったおばあさんの写真を撮り(本人の了承を得たうえで撮影しています)、小銭を使ってケーブルカーで高台にのぼり小銭をけちって徒歩で下り、ナザレに来たからにはと無理やりイワシを食べ(今日の分は終りと言われたが、半分で良ければ・・・と明日のぶんのイワシを焼いてくれた。3匹+サラダで3€)、教会や土産屋をちら見しながらそぞろ歩きました。
とりあえず名所めぐりは済ませたので、大西洋に沈む夕日を見ようと浮かせた小銭を使ってシートを購入し、砂浜で待機。なのに全然暗くならない・・・風はそれなりに冷たいし何より暇なので、いったんお土産屋さんに戻り時間を潰そうと一軒のお店へ。2€という格安ビーサンを見つけ真剣に物色していると、その近くに私以上に真剣なまなざしでビーサンを選定する人が。よくよく見ればさっきのMくんではないですか。
偶然の再会を喜びあい、散歩をしがてら夕日を見ようと海岸へ戻る。一時間以上話をしてやっとこさ日没。かなり期待していたが、思ったほどではなくて「微妙だ」と笑いながら帰路につく。後日彼に聞いた話によれば、翌日の夕日はとてもキレイだったとのこと。彼のことやその後の顛末は旅行記とは関係ないので割愛しますが、とっても良い人でした。
日も暮れたので一緒にイワシの塩焼きを買って(昼間食べたことは言えなかった)、お手製のパスタと買い置きしていたというワインをごちそうになり、初めての旅友にうかれて帰宅したのでした。
ちなみにMくんの泊まっているペンサオンは私の泊まったところより立地がいいうえに設備も充実、部屋もきれいだし何より安かったのです。ナザレの宿泊場所は民宿で良ければいくらでもあるので、よく吟味した方が良さそうです。少なくともバス停で客引きをしている強気な人は辞めた方がいいです。
快適なMくん宅と比較するとなんて殺風景な部屋・・・とうなだれていると部屋にアリがちょろちょろ。何だこの宿は!!と怒りながら部屋を見回すと、自分のバッグに近づくにつれアリが増えていく。まさか・・・と思ったがそのまさか、昼間買って鞄に入れっぱなしにしておいたエッグタルトに大量のアリ。鞄の中にもものすごいアリ。うーん、アリは宿のせいじゃなく、完全に自分のせいです。むしろ宿主に迷惑をかけています。わずかに残った理性で時間帯を考慮し絶叫するのを我慢して、アリ退治を敢行することに。
まず元凶のエッグタルトはトイレにin。ただ大き過ぎて流れないのでトイレ掃除の変な棒みたいのでつぶしまくり、何度も水を流す。アリまみれになっていた紙袋は窓からブン投げ(本当はいけないんですがパニックだったのです)。バッグの中にいるアリをトイレにinすべく逆さまにしてブンブン振っていると、勢いあまって大事な本が便器のなかへ。何とか本は取り出し、泣く泣くゴミ箱へ。残ったアリはシャワーで水責め。部屋にいるアリをスリッパでたたきまくり、白々と夜が明けるころやっと眠りつく。あんなに素敵な時間を過ごしていた数時間後はトイレにこもってアリと格闘。この落差は何なんでしょう。悲しい。。。同じ宿の人たちにとって私の行動は夜中にバタバタ、ジャージャーとさぞうるさかったことでしょう。アリを呼び込んでしまったうえに騒がしくしてすみませんでした。この場を借りて同じ宿のドイツ人らに謝りたいと思います。
翌日は少しナザレをぶらぶらしてオビドスへ向かいます。
ポルトガル旅行記◆ナザレ到着(7月9日)
2009年10月19日 日常ナザレのバス停に着くと民宿を営んでいるおばさんたちがボードを持って客引きをしている。すごい迫力でちょっとびびる。とは言えナザレの宿は予約をしていないのでおばさんたちがいて安心したのだが。
のろのろとバスを降り、荷物を受け取っていると先ほどのイケメン東洋人が客引きの一人につかまっている。そのおばさんはこちらに向かって何か叫んでいる。タイ人だと思い込んでいたイケメン東洋人は実は日本人だったらしく、おばさんの提示した条件を要約して伝えてくれた。(以下、イケメンタイ人風日本人をMくんと呼ぶことにする。)一泊30€とのことだったのでとりあえず二人でついていって部屋を見せてもらうことにする。
バス停から海と反対側に3分程度歩いた可愛らしい民家に到着した。ちなみにおばさんは異常な早足で重いバックパックをかついでついていくのはかなり大変だった。しかも歩いている間ずっと早口の英語で何かを喋り続けており、そもそもの英語能力が低いうえに移動に精一杯の私はとてもではないが聞き取れず、すべてMくんにお任せした。
案内された民家は3階がすべて旅人用の貸し部屋になっていた。全部で3部屋あるのだが、おばさん曰く他の部屋にはドイツ人やイギリス人などが宿泊しているらしい。
各自のナザレ滞在日数(私一泊、Mくん4泊)を告げると、おばさんはMくんに対してのみものすごい勢いで営業をしはじめ、私はしばし放置されることになった。
5分程度の交渉の後、Mくんは他の宿を探すことにしたらしく、今度は私に営業を始めた。Mくんに対して4泊で90ユーロと言われた部屋はかなり広いがテレビはなく、バス・トイレもほかの部屋と共同だった。なお、2つベッドがおいてあったので、おそらくカップルパッカーと勘違いして二人を連れて来たのであろう。
ちなみにおばさんは初日は部屋を一緒に使っても良いと言っており、部屋代が半額になるのならいっそ同じ部屋でも良い気がしたが、Mくんが速攻断っていたのでやや複雑な気持ちで私も断ることにした。
私は1泊しかしないのであまり宿さがしに時間をかえるわけにもいかず、一泊25ユーロでこの部屋に泊まることにした。ちなみにMくんはなぜか最後まで交渉につきあってくれ、通訳までしてくれた(Mくんは英語が達者なのです)。
しかし、このおばさんはすごいパワフル&短気で怖かった・・・。私の言っていることをMくんが通訳してくれているのに「あなたじゃなくて彼女に聞いているのよ!」と怒り、Mくんと私をたいそうびびらせた。このおばさんとは出発まで全く顔を合わせることもなく、その後のやり取りは2階に住んでいるおばあさん(彼女のマザー)と行った。おばあさんは英語がビタ一しゃべれないが、おだやかないい人だったので助かった。
とりあえずMくんと別れ、ナザレの町をぶらつくことにする。
のろのろとバスを降り、荷物を受け取っていると先ほどのイケメン東洋人が客引きの一人につかまっている。そのおばさんはこちらに向かって何か叫んでいる。タイ人だと思い込んでいたイケメン東洋人は実は日本人だったらしく、おばさんの提示した条件を要約して伝えてくれた。(以下、イケメンタイ人風日本人をMくんと呼ぶことにする。)一泊30€とのことだったのでとりあえず二人でついていって部屋を見せてもらうことにする。
バス停から海と反対側に3分程度歩いた可愛らしい民家に到着した。ちなみにおばさんは異常な早足で重いバックパックをかついでついていくのはかなり大変だった。しかも歩いている間ずっと早口の英語で何かを喋り続けており、そもそもの英語能力が低いうえに移動に精一杯の私はとてもではないが聞き取れず、すべてMくんにお任せした。
案内された民家は3階がすべて旅人用の貸し部屋になっていた。全部で3部屋あるのだが、おばさん曰く他の部屋にはドイツ人やイギリス人などが宿泊しているらしい。
各自のナザレ滞在日数(私一泊、Mくん4泊)を告げると、おばさんはMくんに対してのみものすごい勢いで営業をしはじめ、私はしばし放置されることになった。
5分程度の交渉の後、Mくんは他の宿を探すことにしたらしく、今度は私に営業を始めた。Mくんに対して4泊で90ユーロと言われた部屋はかなり広いがテレビはなく、バス・トイレもほかの部屋と共同だった。なお、2つベッドがおいてあったので、おそらくカップルパッカーと勘違いして二人を連れて来たのであろう。
ちなみにおばさんは初日は部屋を一緒に使っても良いと言っており、部屋代が半額になるのならいっそ同じ部屋でも良い気がしたが、Mくんが速攻断っていたのでやや複雑な気持ちで私も断ることにした。
私は1泊しかしないのであまり宿さがしに時間をかえるわけにもいかず、一泊25ユーロでこの部屋に泊まることにした。ちなみにMくんはなぜか最後まで交渉につきあってくれ、通訳までしてくれた(Mくんは英語が達者なのです)。
しかし、このおばさんはすごいパワフル&短気で怖かった・・・。私の言っていることをMくんが通訳してくれているのに「あなたじゃなくて彼女に聞いているのよ!」と怒り、Mくんと私をたいそうびびらせた。このおばさんとは出発まで全く顔を合わせることもなく、その後のやり取りは2階に住んでいるおばあさん(彼女のマザー)と行った。おばあさんは英語がビタ一しゃべれないが、おだやかないい人だったので助かった。
とりあえずMくんと別れ、ナザレの町をぶらつくことにする。
ポルトガル旅行記◆ポルトからナザレへ(7月9日)②ちょっとだけコインブラ
2009年10月18日 日常ポルトからナザレに行く途中、乗継で立ち寄ることになったコインブラについて少々。
コインブラは大学の町である。地球の歩き方によれば「政治のリスボン、商業のポルト、文化のコインブラ」だそうだ。今回は訪ねる予定のなかった都市だが、おもいがけず来ることができたのでせっかくなのでちょっとうろうろすることにした。
とは言え滞在時間は1時間。
バスターミナルから中心部(の端)は徒歩10分程度。重いバックパックを背負っての移動なのでサクサク動けばもっと近いのかもしれない。あまりギリギリに戻ってバスに乗り遅れては元も子もないのでちょっと早めに戻るとすると実質コインブラ観光に費やせるのは30分。
白壁が可愛い印象の町だ。人ものんびりしており、治安もよさそうである。こじんまりとしたレストランや雑貨屋さんなどが可愛い・・・とここまでで時間ぎれ。バックパックをかついで今来た道を引き返す。次回ゆっくり来たいな。
バスターミナルに戻り、ベンチでポルトで買った桃をむしゃむしゃ食べていると、二人組のおじさんが「よう!」と声をかけてくれる。どうやら間もなく乗換バスが到着するようだ。5分程度話をするが、私の英語力が拙過ぎてコミュニケーションがうまく図れない。あーくやしい。
新しく来たバスに乗車。どうやらバスは座席指定らしい。さっきのバスもそうだったんだけど、みんなムシして適当に乗ってしまっていたようだ。私のチケットを見て座るべき座席を教えてくれた二人組のおじさん。今度はロシア人を思わせるいかついボーズが隣である。うう、怖い。余談だが心の中で彼をスコーピオンと呼ぶことにした(いかにも頭にサソリの刺青をしていそうな顔だった為)。
一時間弱乗ったところでまたもやバスターミナルに到着した。着いたのか分らなかったので意を決してスコーピオンに聞いてみる。結果的に違ったのだが、ここでスコーピオンもナザレに行くことが判明する。その後も「あと**分くらいでナザレだよ」とか「ほら、海が見えてきた。ナザレはもうすぐだ」とか逐一世話をやいてくれた。スコーピオンは見た目は怖いが非常に親切な青年だった。大変失礼しました。
結局ポルトを出て4時間くらいかけてナザレに到着した。ナザレに到着するとスコーピオンはもちろん、後ろの方に座っていた二人組のおじさんも「着いたよーナザレだよー」と声をかけてくれた。みんな本当に親切です。ありがとう。
ナザレに着いてからのことはまた今度。
コインブラは大学の町である。地球の歩き方によれば「政治のリスボン、商業のポルト、文化のコインブラ」だそうだ。今回は訪ねる予定のなかった都市だが、おもいがけず来ることができたのでせっかくなのでちょっとうろうろすることにした。
とは言え滞在時間は1時間。
バスターミナルから中心部(の端)は徒歩10分程度。重いバックパックを背負っての移動なのでサクサク動けばもっと近いのかもしれない。あまりギリギリに戻ってバスに乗り遅れては元も子もないのでちょっと早めに戻るとすると実質コインブラ観光に費やせるのは30分。
白壁が可愛い印象の町だ。人ものんびりしており、治安もよさそうである。こじんまりとしたレストランや雑貨屋さんなどが可愛い・・・とここまでで時間ぎれ。バックパックをかついで今来た道を引き返す。次回ゆっくり来たいな。
バスターミナルに戻り、ベンチでポルトで買った桃をむしゃむしゃ食べていると、二人組のおじさんが「よう!」と声をかけてくれる。どうやら間もなく乗換バスが到着するようだ。5分程度話をするが、私の英語力が拙過ぎてコミュニケーションがうまく図れない。あーくやしい。
新しく来たバスに乗車。どうやらバスは座席指定らしい。さっきのバスもそうだったんだけど、みんなムシして適当に乗ってしまっていたようだ。私のチケットを見て座るべき座席を教えてくれた二人組のおじさん。今度はロシア人を思わせるいかついボーズが隣である。うう、怖い。余談だが心の中で彼をスコーピオンと呼ぶことにした(いかにも頭にサソリの刺青をしていそうな顔だった為)。
一時間弱乗ったところでまたもやバスターミナルに到着した。着いたのか分らなかったので意を決してスコーピオンに聞いてみる。結果的に違ったのだが、ここでスコーピオンもナザレに行くことが判明する。その後も「あと**分くらいでナザレだよ」とか「ほら、海が見えてきた。ナザレはもうすぐだ」とか逐一世話をやいてくれた。スコーピオンは見た目は怖いが非常に親切な青年だった。大変失礼しました。
結局ポルトを出て4時間くらいかけてナザレに到着した。ナザレに到着するとスコーピオンはもちろん、後ろの方に座っていた二人組のおじさんも「着いたよーナザレだよー」と声をかけてくれた。みんな本当に親切です。ありがとう。
ナザレに着いてからのことはまた今度。
ポルトガル旅行記◆ポルトからナザレへ(7月9日)①
2009年10月18日 日常RE社のバスにてポルトからナザレへ移動する。
バスの時刻表はRE社のサイトから出力済だったが、念の為ボリャオン市場に行くついでにツーリストインフォに寄り現地最新版を手に入れていた。
びびりの綿素材は出発30分も前にバスターミナルに到着し、窓口で切符を購入し出発を待つことに。途中でお腹が空くかもしれないのでターミナル内の小さな売店でエッグタルトを購入する。
今まで書いていなかったけどエッグタルトにすっかりはまってしまった綿素材はエッグタルトを見つけるたびに、というのは大げさだけど食べられる範囲で購入して食べていた。エッグタルトは本当にあちこちで売っているので、本当に見つけるたびに食べていたらこの一週間で激太り必至である。実はこのエッグタルトが後々大変なことになるのだが、それについては追々書きたいと思う。
さてバスターミナルであるが、倉庫のようであり待合室の居心地も決して良いものではない。ここで時間を潰そうとするのはお勧めしない。
ほぼ定刻通りにバスが到着し乗り込む・・・と書くとスムースに行ったようだが、実は結構乗り場がよく分からなくてちょっと不安を抱えていた。ある人に聞くと1番だ、1番に行って聞くと4番だ、4番に行って聞くと5番だ・・・のような感じでどれが本当なのか良く分からないのだ。ポルトガルは本当に親切な人が多いのだが、これからの移動も含めバス会社の人の一部はそうでもない気がした。
そんな不安を抱えてバスに乗り込むとバスはほぼ満員。本当は運転手さんの近くに座って「ナザレに行きたいの。ナザレについたら教えてね」と末っ子丸出しの甘えんぼうを演じ、確実に移動できる方法をとるつもりだったのだが、席が全く空いておらず仕方なく後ろの方に適当に腰掛ける。
チケットを見せて乗ったので間違いはないと思うが不安である。しかもチケットにはポルト→ナザレと書かれているのだが、その都市名の間に謎の一文が書かれているのである。直通だと思っていたが乗換が必要なのだろうか。自力で調べようと地球の歩き方や指差し会話帳を開いてチケットとにらめっこしてみたが、その単語は見つからない。
運転手さんに確認したいところだが、後ろから二番目の席から運転手さんに話しかけに行くのは現実的ではないので、他の誰に確認するのがベストか思案にくれる。周りにいるのはやたらに露出の多く発車直後からガン寝のおばさん、ちょっとかっこいいお兄さん、おじさん二人組、かっこいいけど怖そうな東洋人。
ここで候補からはずれるのは真っ先に東洋人である。外国人に外国人が道をたずねるというのは効果がうすいと思われる。他の人たちもポルトガル人か分からないが(白人だとどこの国の人か見分けがつかないので)とりあえず東洋人ははずしておくのが賢い選択だろう。しかも日本人ならいざ知らず、風貌からして違うと思われる。しかも何人だか知らんが、英語の本読んでるから絶対に日本人じゃない。そのうえかっこいいだなんて怖くて話しかけられるはずもない。
次に寝ているおばさんは候補からはずさせて頂く。寝ているのを起こしてまで聞くのは気まずいからだ。しかもこのおばさん、この狭く混雑した車内で思いっきりリクライニングシートを倒して寝ている。後ろのかっこいい東洋人が困っているではないか。
次にちょっとかっこいいお兄さんも候補から外す。理由は席が離れていることと(通路挟んで隣なのでちょっと話しかけにくい)彼女らしき人が隣にいたこと、そしてかっこいい人と話すのは緊張してしまうからである。
で、最適と思われるおじさん二人組に「私はナザレに行きたいのですが・・・このバスはナザレに行くのでしょうか?」とこそこそ聞いたところ、大きな声で「行くよ!」と答えてくれた。
そこからなぜかちょっとかっこいいお兄さんも加わり(仲間ではないと思うが)
自分たちもナザレに行くこと、コインブラで乗り換えが必要になること、等を教えてくれた。
ほどなくしてコインブラに到着し、一旦バスを降りることになる。二人組のおじさんは本当にいい人でコインブラのついたときに「乗換だよ」と教えてくれたうえ、コインブラのバスターミナルで「ナザレ行きのバスは一時間後に出発だ、出発の時には声をかけてあげるから心配しないで」というありがたい申し出をしてくれた。次のバスまで約一時間あり、せっかくなのでコインブラをぶらぶらすることにした。
バスの時刻表はRE社のサイトから出力済だったが、念の為ボリャオン市場に行くついでにツーリストインフォに寄り現地最新版を手に入れていた。
びびりの綿素材は出発30分も前にバスターミナルに到着し、窓口で切符を購入し出発を待つことに。途中でお腹が空くかもしれないのでターミナル内の小さな売店でエッグタルトを購入する。
今まで書いていなかったけどエッグタルトにすっかりはまってしまった綿素材はエッグタルトを見つけるたびに、というのは大げさだけど食べられる範囲で購入して食べていた。エッグタルトは本当にあちこちで売っているので、本当に見つけるたびに食べていたらこの一週間で激太り必至である。実はこのエッグタルトが後々大変なことになるのだが、それについては追々書きたいと思う。
さてバスターミナルであるが、倉庫のようであり待合室の居心地も決して良いものではない。ここで時間を潰そうとするのはお勧めしない。
ほぼ定刻通りにバスが到着し乗り込む・・・と書くとスムースに行ったようだが、実は結構乗り場がよく分からなくてちょっと不安を抱えていた。ある人に聞くと1番だ、1番に行って聞くと4番だ、4番に行って聞くと5番だ・・・のような感じでどれが本当なのか良く分からないのだ。ポルトガルは本当に親切な人が多いのだが、これからの移動も含めバス会社の人の一部はそうでもない気がした。
そんな不安を抱えてバスに乗り込むとバスはほぼ満員。本当は運転手さんの近くに座って「ナザレに行きたいの。ナザレについたら教えてね」と末っ子丸出しの甘えんぼうを演じ、確実に移動できる方法をとるつもりだったのだが、席が全く空いておらず仕方なく後ろの方に適当に腰掛ける。
チケットを見せて乗ったので間違いはないと思うが不安である。しかもチケットにはポルト→ナザレと書かれているのだが、その都市名の間に謎の一文が書かれているのである。直通だと思っていたが乗換が必要なのだろうか。自力で調べようと地球の歩き方や指差し会話帳を開いてチケットとにらめっこしてみたが、その単語は見つからない。
運転手さんに確認したいところだが、後ろから二番目の席から運転手さんに話しかけに行くのは現実的ではないので、他の誰に確認するのがベストか思案にくれる。周りにいるのはやたらに露出の多く発車直後からガン寝のおばさん、ちょっとかっこいいお兄さん、おじさん二人組、かっこいいけど怖そうな東洋人。
ここで候補からはずれるのは真っ先に東洋人である。外国人に外国人が道をたずねるというのは効果がうすいと思われる。他の人たちもポルトガル人か分からないが(白人だとどこの国の人か見分けがつかないので)とりあえず東洋人ははずしておくのが賢い選択だろう。しかも日本人ならいざ知らず、風貌からして違うと思われる。しかも何人だか知らんが、英語の本読んでるから絶対に日本人じゃない。そのうえかっこいいだなんて怖くて話しかけられるはずもない。
次に寝ているおばさんは候補からはずさせて頂く。寝ているのを起こしてまで聞くのは気まずいからだ。しかもこのおばさん、この狭く混雑した車内で思いっきりリクライニングシートを倒して寝ている。後ろのかっこいい東洋人が困っているではないか。
次にちょっとかっこいいお兄さんも候補から外す。理由は席が離れていることと(通路挟んで隣なのでちょっと話しかけにくい)彼女らしき人が隣にいたこと、そしてかっこいい人と話すのは緊張してしまうからである。
で、最適と思われるおじさん二人組に「私はナザレに行きたいのですが・・・このバスはナザレに行くのでしょうか?」とこそこそ聞いたところ、大きな声で「行くよ!」と答えてくれた。
そこからなぜかちょっとかっこいいお兄さんも加わり(仲間ではないと思うが)
自分たちもナザレに行くこと、コインブラで乗り換えが必要になること、等を教えてくれた。
ほどなくしてコインブラに到着し、一旦バスを降りることになる。二人組のおじさんは本当にいい人でコインブラのついたときに「乗換だよ」と教えてくれたうえ、コインブラのバスターミナルで「ナザレ行きのバスは一時間後に出発だ、出発の時には声をかけてあげるから心配しないで」というありがたい申し出をしてくれた。次のバスまで約一時間あり、せっかくなのでコインブラをぶらぶらすることにした。
ポルトガル旅行記◆ポルトおまけ(7月9日)
2009年10月14日 旅行本日はナザレに移動する日。
今日も早起きしたので、最後にポルトをふらふらしてから出かけることにする。
外国の市場が大好きな綿素材はボリャオン市場を目指すことにする。
ここはポルトガルに行きたいと強く思うようになったきっかけのポルトガル旅行番組(エプソンプレゼンツの高橋マリコと写真家が写真を撮りながら旅をする番組)でも紹介されていた市場なのだ。
一階は魚、肉、花屋(なぜか造花のお店多し)に香辛料のお店、それから土産物店がメインで、その上のフロアに八百屋がある構成になっている。
朝8時をまわっているのに、お店は半分くらいしか開いていない。ちょっと早すぎたかな。
ちょっとがっかりしながら八百屋フロアをぶらぶらしていると、テレビで見たあのおばさんを見つけた。高橋マリコちゃんにハイテンションで絡んでいたあのおばさんに間違いない。すぐそばにはにかみやの旦那さんもいる。
名所を見たような、有名人に会ったような、何とも言えない気持ちだ。ミーハー度も急上昇し、おばさん話しかけてみた。
「あなたを日本のTVショウで見たのです!会えて嬉しいです!」と何度も申し出るも、まったく通じない。記念に写真をとっても良いかと聞くと快諾してくれたのでバチバチと撮影する。
おばさんはとってもフレンドリーだけど、あのテレビの時よりずっとおとなしい。そのかわりテレビではとってもおとなしかった旦那さんがかなり元気。
一緒に写真に写ろうと誘ってくれて(私のカメラなんだけど)、私の肩を抱いて「イエーイ」的なポーズをとってまず一枚。同じポーズを私にもするように指示してもう一枚。近年まれに見るものすごいノリノリだ。市場で働く元気なおばさんと恥ずかしがり屋のいい感じのおじさんというのはTVショウの演出だったのだろうか。だって違い過ぎるもの。特におじさん。
そうこうしているうちに周りの八百屋さん連中も集まって来てにわかアイドル撮影大会のようになる。こんなに人気者になったのは人生初じゃなかろうか。
そんなこんなですっかり気分を良くして市場を後にし、バスターミナルへ向かう。
ああ、もっとポルトにいたかったなー。
今日も早起きしたので、最後にポルトをふらふらしてから出かけることにする。
外国の市場が大好きな綿素材はボリャオン市場を目指すことにする。
ここはポルトガルに行きたいと強く思うようになったきっかけのポルトガル旅行番組(エプソンプレゼンツの高橋マリコと写真家が写真を撮りながら旅をする番組)でも紹介されていた市場なのだ。
一階は魚、肉、花屋(なぜか造花のお店多し)に香辛料のお店、それから土産物店がメインで、その上のフロアに八百屋がある構成になっている。
朝8時をまわっているのに、お店は半分くらいしか開いていない。ちょっと早すぎたかな。
ちょっとがっかりしながら八百屋フロアをぶらぶらしていると、テレビで見たあのおばさんを見つけた。高橋マリコちゃんにハイテンションで絡んでいたあのおばさんに間違いない。すぐそばにはにかみやの旦那さんもいる。
名所を見たような、有名人に会ったような、何とも言えない気持ちだ。ミーハー度も急上昇し、おばさん話しかけてみた。
「あなたを日本のTVショウで見たのです!会えて嬉しいです!」と何度も申し出るも、まったく通じない。記念に写真をとっても良いかと聞くと快諾してくれたのでバチバチと撮影する。
おばさんはとってもフレンドリーだけど、あのテレビの時よりずっとおとなしい。そのかわりテレビではとってもおとなしかった旦那さんがかなり元気。
一緒に写真に写ろうと誘ってくれて(私のカメラなんだけど)、私の肩を抱いて「イエーイ」的なポーズをとってまず一枚。同じポーズを私にもするように指示してもう一枚。近年まれに見るものすごいノリノリだ。市場で働く元気なおばさんと恥ずかしがり屋のいい感じのおじさんというのはTVショウの演出だったのだろうか。だって違い過ぎるもの。特におじさん。
そうこうしているうちに周りの八百屋さん連中も集まって来てにわかアイドル撮影大会のようになる。こんなに人気者になったのは人生初じゃなかろうか。
そんなこんなですっかり気分を良くして市場を後にし、バスターミナルへ向かう。
ああ、もっとポルトにいたかったなー。
ポルトガル旅行記◆Residencial Escondidinho
2009年10月12日 旅行ポルトでお世話になったホテルResidencial Escondidinhoについての情報を少々。
基本的にリスボンよりポルトの方が宿泊代が安いようで、値段の割に広くて使い勝手の良いホテルでした。
◆booking.comで予約
◆30ユーロ/一泊(バス、トイレ付。朝食込)
◆ポルトのにぎやかな通り(サンタカタリーナ通り)や老舗カフェマジェスティックに至近。(徒歩1分程度)
◆部屋は広く、清潔。テレビ、電話もあり。
◆周りの治安は良いが、夜暗くなってからの人通りは少ないので注意。
◆劇場の隣にあり、うるさい時もあるらしいが私が宿泊した時は静かで快適。
◆ドアの鍵がレトロでかわいいのだが、しめ方にコツがいる。
◆朝食は質素(パン、ハム、シリアル、ジュース、果物類)だけど、まあこんなものかなという感じ。
◆サンベント駅まで距離的には遠くはないが、どのルートを通っても坂がキツイ。
◆ドウロ川沿いに出るのは10分もかからない(ということに最後に気づいた)。
◆フロントは交代制でおじさん、お姉さん、おばさんの場合があるが(もっといるのかもしれないけど)みんな親切で感じが良い。
基本的にリスボンよりポルトの方が宿泊代が安いようで、値段の割に広くて使い勝手の良いホテルでした。
◆booking.comで予約
◆30ユーロ/一泊(バス、トイレ付。朝食込)
◆ポルトのにぎやかな通り(サンタカタリーナ通り)や老舗カフェマジェスティックに至近。(徒歩1分程度)
◆部屋は広く、清潔。テレビ、電話もあり。
◆周りの治安は良いが、夜暗くなってからの人通りは少ないので注意。
◆劇場の隣にあり、うるさい時もあるらしいが私が宿泊した時は静かで快適。
◆ドアの鍵がレトロでかわいいのだが、しめ方にコツがいる。
◆朝食は質素(パン、ハム、シリアル、ジュース、果物類)だけど、まあこんなものかなという感じ。
◆サンベント駅まで距離的には遠くはないが、どのルートを通っても坂がキツイ。
◆ドウロ川沿いに出るのは10分もかからない(ということに最後に気づいた)。
◆フロントは交代制でおじさん、お姉さん、おばさんの場合があるが(もっといるのかもしれないけど)みんな親切で感じが良い。
ポルトガル旅行記◆ワイナリーとクルーズ@ポルト(7月8日)
2009年10月4日 旅行
ポルト後半です。
ポルトといえばポートワインの産地である。ドウロ川の対岸にはワイナリーがたくさん立ち並んでいる。
ポルトの景色を対岸から見るために橋を渡ったのであるが、せっかくなのでワイナリー見学をしようと飛び込みで行ってみた。ワイナリー見学&試飲&小一時間のドウロ川クルーズで10€。たぶんどこのワイナリーでもどこの船でも同じ値段のような気がする。なお、ポルト側からもクルーズ船に乗ることができるが、ワイナリー見学&試飲は含まれていないようだったので、面倒でも河をわたってからチケットを購入するのをおすすめする。
私はOFFLEYというワイナリーを見学。いくつか語学が選べるのだが、私は有無を言わさず英語のコース。ちなみに日本語コースはないと思う。一緒に見学したのはアメリカン中年3人組、フレンチカップルであった。正直ワインの製造工程なんて日本語で聞いても分からないのに、英語だとますますもって分からない。たぶん全体の1/3も分かっていなかったのではないかと思うが、たまにもっともらしくうなずいたりして誤魔化した。赤と白を一杯ずつ試飲させてくれ、少し安くワインを購入できる。非常に甘いワインで美味しいのだが、まだ旅の序盤であり今後移動を重ねる身としてはここで重いもの、しかも割れ物を購入するわけにはいかないので涙を飲んで我慢した。
ツアーに同行したメンバーと少し談笑していると、日本語が聞こえてきた。40代くらいのご夫婦が日本語を喋っている。おお、日本語!日本人!それだけでうれしくなり、ふらふらと近づいて行った。
ご夫婦は栃木からいらしていて、ポルトは2回目、現在3か月ほどヨーロッパを旅しており、もうすぐスペインに戻るそうだ。束の間のことだったが日本語で喋れてうれしかった。
ドウロ川クルーズ船に乗る時間が迫っていたのでお二人と別れ、船に乗り込む。景色がきれいで良いのだが、いかんせん寒い。風が容赦なく吹き付けるため、体感温度はかなり低いのだ。しかも景色のハイライトはポルトの街並みで、それを超えるとどうということもないので近くにいたスペイン人家族のやり取りを微笑ましく見ていた。スパニッシュベイビーが最強に可愛いので、普段なら絶対にしないがちょっと手を振ってみたりした。旅は人を大胆にするのだ。しょぼい大胆さということなかれ。子供嫌い且つシャイな私が赤ちゃんに手をふるなんて日本では考えられないことなのですよ。
そんなこんなでクルーズを楽しんで船を降りると19時半。夕暮れのポルトの景色を見たくて21時までねばったが、まだ日が沈む気配はない。実はワイナリーのある地区とポルト中心部を結ぶ有名な橋は治安が良くないことで有名なのだ(地球の歩き方談)。さすがに日が暮れるまでここにいるのは危険と判断し、泣く泣く宿に戻る。
まだ21時だというのに町の中心には人通りが少なく、誰もいないことがかえって怖かった。ホテルに戻ってしばらくするとようやく日が暮れてきた。時間は22時。粘っても無理だったかな。
明日はバスでナザレに移動。初バスだ。
ポルトといえばポートワインの産地である。ドウロ川の対岸にはワイナリーがたくさん立ち並んでいる。
ポルトの景色を対岸から見るために橋を渡ったのであるが、せっかくなのでワイナリー見学をしようと飛び込みで行ってみた。ワイナリー見学&試飲&小一時間のドウロ川クルーズで10€。たぶんどこのワイナリーでもどこの船でも同じ値段のような気がする。なお、ポルト側からもクルーズ船に乗ることができるが、ワイナリー見学&試飲は含まれていないようだったので、面倒でも河をわたってからチケットを購入するのをおすすめする。
私はOFFLEYというワイナリーを見学。いくつか語学が選べるのだが、私は有無を言わさず英語のコース。ちなみに日本語コースはないと思う。一緒に見学したのはアメリカン中年3人組、フレンチカップルであった。正直ワインの製造工程なんて日本語で聞いても分からないのに、英語だとますますもって分からない。たぶん全体の1/3も分かっていなかったのではないかと思うが、たまにもっともらしくうなずいたりして誤魔化した。赤と白を一杯ずつ試飲させてくれ、少し安くワインを購入できる。非常に甘いワインで美味しいのだが、まだ旅の序盤であり今後移動を重ねる身としてはここで重いもの、しかも割れ物を購入するわけにはいかないので涙を飲んで我慢した。
ツアーに同行したメンバーと少し談笑していると、日本語が聞こえてきた。40代くらいのご夫婦が日本語を喋っている。おお、日本語!日本人!それだけでうれしくなり、ふらふらと近づいて行った。
ご夫婦は栃木からいらしていて、ポルトは2回目、現在3か月ほどヨーロッパを旅しており、もうすぐスペインに戻るそうだ。束の間のことだったが日本語で喋れてうれしかった。
ドウロ川クルーズ船に乗る時間が迫っていたのでお二人と別れ、船に乗り込む。景色がきれいで良いのだが、いかんせん寒い。風が容赦なく吹き付けるため、体感温度はかなり低いのだ。しかも景色のハイライトはポルトの街並みで、それを超えるとどうということもないので近くにいたスペイン人家族のやり取りを微笑ましく見ていた。スパニッシュベイビーが最強に可愛いので、普段なら絶対にしないがちょっと手を振ってみたりした。旅は人を大胆にするのだ。しょぼい大胆さということなかれ。子供嫌い且つシャイな私が赤ちゃんに手をふるなんて日本では考えられないことなのですよ。
そんなこんなでクルーズを楽しんで船を降りると19時半。夕暮れのポルトの景色を見たくて21時までねばったが、まだ日が沈む気配はない。実はワイナリーのある地区とポルト中心部を結ぶ有名な橋は治安が良くないことで有名なのだ(地球の歩き方談)。さすがに日が暮れるまでここにいるのは危険と判断し、泣く泣く宿に戻る。
まだ21時だというのに町の中心には人通りが少なく、誰もいないことがかえって怖かった。ホテルに戻ってしばらくするとようやく日が暮れてきた。時間は22時。粘っても無理だったかな。
明日はバスでナザレに移動。初バスだ。
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ポルトガル旅行記◆ポルトをふらふら(7月8日)
2009年10月4日 旅行
電車を降りるとサンベント駅の素敵なアズレージョがお出迎え。おお、テレビや雑誌で見たとおりだ!!と興奮し、早速バチバチと写真を撮りまくるワタクシ。
駅舎を出るとすっごいいい天気!(おかげで異常なほど日焼けしてしまった)
とりあえず重い荷物をどうにかすべくホテルへ向かう。しかし道が全然わからん・・・必殺「人に聞く」を繰り出したが、英語が全然通じない。すると見知らぬおばさん、お姉さんがわらわらと寄って来てあーだこーだと話し合いを始め、若い女の人が英語で私に道を教えてくれた。「みんなが寄って来て助けてくれる」というのは本当だったのだ。なんて良い国なのだ、ポルトガルよ。
しかしポルトの坂はすさまじい・・・道を間違えるとシャレにならないので数分ごとに必殺技(人に聞く)を繰り出しながらちょっとずつ進んでいく。ひーふー言いながら進んでいくと見覚えのある建物が。。。目当てのホテルだ!
チェックインの時間前だったので荷物だけ置かせてもらい、早速散策へ。
グレゴリスの塔、カテドラル、ドウロ川沿いを散歩、路地を散歩、美しい本屋さん等々ステレオタイプのポルト散策を楽しむ。
魔女の宅急便のモデルとなった町の一つと言われているだけあって、街は趣があり美しい。その噂の真偽のほどは不明だが、いかにもそこからあのクロネコが現れそうである。
治安は良いし、人も親切、天気も底抜けに良くて最高だが、ランチを一人でしている時突然さみしさが・・・ポツンとひとりでいる感覚。知っている人がどこにもいない。日本人もいない。ふとした時にさみしくなるのが一人旅というものらしいが、これがそうなのだろうか。
私はドウロ川沿いの景色がたいそう気に入ったので、路地をぶらぶらして川沿いを歩くというのをずっと続けていたところ、向こうから自分と似た容姿の女の子が!舞い上がって「こんにちは!」と話しかけたところ、彼女はコリアンであった・・・お互い同じアジア人に会えた喜びをわかちあい、一緒に写真などを撮った。彼女は英語がとても堪能で、私は自分の話したいことが全然話せなくてもどかしく情けなかった。コイツなんでこんな英語力でひとりで旅行してんだろう?と思われた気がする。被害妄想だと思うけど。彼女と見た目は似ているけど(いや、実際は全然似ていないけど、人種的に)語学力もノリも全然違って(写真を撮るとき、ぐいっと肩を組んできた)、大陸の人だなあと妙に感心してしまった。
彼女は翌日ポルトから出発するバスターミナルでもう一度偶然出会うのであるが、その時も彼女は国際人らしく「haveanicetrip!」とさわやかに告げて去って行った。一方の私はというと、そういうことを言うのが何だか気恥かしくて、でも何か言わなきゃと焦り、グットラックとかシーユーとか、そんな感じのセリフをごにょごにょと彼女に言うのであった。ああ、情けない。
駅舎を出るとすっごいいい天気!(おかげで異常なほど日焼けしてしまった)
とりあえず重い荷物をどうにかすべくホテルへ向かう。しかし道が全然わからん・・・必殺「人に聞く」を繰り出したが、英語が全然通じない。すると見知らぬおばさん、お姉さんがわらわらと寄って来てあーだこーだと話し合いを始め、若い女の人が英語で私に道を教えてくれた。「みんなが寄って来て助けてくれる」というのは本当だったのだ。なんて良い国なのだ、ポルトガルよ。
しかしポルトの坂はすさまじい・・・道を間違えるとシャレにならないので数分ごとに必殺技(人に聞く)を繰り出しながらちょっとずつ進んでいく。ひーふー言いながら進んでいくと見覚えのある建物が。。。目当てのホテルだ!
チェックインの時間前だったので荷物だけ置かせてもらい、早速散策へ。
グレゴリスの塔、カテドラル、ドウロ川沿いを散歩、路地を散歩、美しい本屋さん等々ステレオタイプのポルト散策を楽しむ。
魔女の宅急便のモデルとなった町の一つと言われているだけあって、街は趣があり美しい。その噂の真偽のほどは不明だが、いかにもそこからあのクロネコが現れそうである。
治安は良いし、人も親切、天気も底抜けに良くて最高だが、ランチを一人でしている時突然さみしさが・・・ポツンとひとりでいる感覚。知っている人がどこにもいない。日本人もいない。ふとした時にさみしくなるのが一人旅というものらしいが、これがそうなのだろうか。
私はドウロ川沿いの景色がたいそう気に入ったので、路地をぶらぶらして川沿いを歩くというのをずっと続けていたところ、向こうから自分と似た容姿の女の子が!舞い上がって「こんにちは!」と話しかけたところ、彼女はコリアンであった・・・お互い同じアジア人に会えた喜びをわかちあい、一緒に写真などを撮った。彼女は英語がとても堪能で、私は自分の話したいことが全然話せなくてもどかしく情けなかった。コイツなんでこんな英語力でひとりで旅行してんだろう?と思われた気がする。被害妄想だと思うけど。彼女と見た目は似ているけど(いや、実際は全然似ていないけど、人種的に)語学力もノリも全然違って(写真を撮るとき、ぐいっと肩を組んできた)、大陸の人だなあと妙に感心してしまった。
彼女は翌日ポルトから出発するバスターミナルでもう一度偶然出会うのであるが、その時も彼女は国際人らしく「haveanicetrip!」とさわやかに告げて去って行った。一方の私はというと、そういうことを言うのが何だか気恥かしくて、でも何か言わなきゃと焦り、グットラックとかシーユーとか、そんな感じのセリフをごにょごにょと彼女に言うのであった。ああ、情けない。
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ポルトガル旅行記◆電車でGO!(7/8)
2009年10月4日 日常明け方物音で目が覚めてしまったので、予定を早めてポルトへ向かうことにする。
ポルトへはAFまたはICという電車で約2.5~3時間の旅となる。
AFは特急、ICは急行という感じで、少しICの方が時間がかかる。しかしその分安いのだ。また列車には1等2等があり、もちろん2等の方が安い。
私は貧乏なのでIC2等車にてポルトへ向かうことにした(19.95€)。
なお、一番安いのはバスだという噂である。たぶん3€くらいバスの方が安いと思う。
AFにしてもICにしてもサンタアポローニア駅もしくはオリエンテ駅から乗ることができる。前者は東京駅的な存在で、後者は品川駅のようなものだと理解すれば良い。泊まったホテルからはどちらも同じ位の距離だったので、乗り場の少ないオリエンテ駅から乗車することにしたのだ。
タクシーを呼んでもらい、オリエンテ駅へ向かう。
オリエンテ駅まではだいたい10分くらい。メーター6.8ユーロ、請求されたのは9.2ユーロ。今日はトランクを使った&呼び出したのでその分の上乗せと思われる。
オリエンテは事前のネット情報通り、幕張にそっくり。電車マークを見つけてずんずん進んでいくが、どうしたら良いか分からなくなり引き返す。「ポルトに行きたいのです、どうしたらよいのですか」と聞くと、肝っ玉母さん風のお姉さんは「一番奥の売店で買うのよ!あ、一緒に行ってあげるわ」と親切な申し出をしてくれたのでありがたくついていくことにする。売店のおじさんにポルト行、7:39発と告げ、無事に切符を購入。サンキューお姉さん&おじさん。
IC2等席、19.95ユーロ。
余談だが、電車の中で車掌さんが切符の確認に来るので切符はしまいこまない方が良い。
切符を買ってもまだ時間が余っている(現在7:15)ので、KIOSK的なお店で名物「ナタ(エッグタルト/0.75€)」を買う。
ううう・・・うまい!お兄さんに「シナモンパウダー」を差し出され、シナモン苦手にも関わらずどっさりかけてしまったのに、それでもすごく美味しい。キオスクでこれなんだから本場のナタはものすごく美味しいに違いない。
そんなこんなで電車が到着する時間となった。
定刻通りに電車が到着。腕に腕章をつけている駅職員のおじさんに切符を見せて、自分の乗る車両を確認し乗り込む。
これから3時間の列車の旅。ちょっと眠いが、AFやICにもスリがいるという話をネットで聞いていたので眠らないように気をつける。(個人的には全くスリをするような人は見当たらず。車内も空いていたし・・・安全な感じがしました。用心にこしたことはないですが。)
ICは東海道線遠距離列車の趣きで、やや揺れが激しいが乗り心地はまずまず。
ポルトに10:39到着の予定だが、10:36に「らしき所」に停車し、結構人がたくさん降りていく。降りるべきか迷っているうちに扉が閉まり焦る。近くにいる爺さんに聞くと「ネクストがポルト(カンパニャン)」だと教えてくれた。
カンパニャン駅ではホームから駅舎に戻り、サンベント駅への切符を買いなおす。駅舎へ戻る必要があったのか無かったのかは定かではないが、方法が分からなかったので。。。
またもやいろんな人に聞きまくり、また東洋人が珍しいのかかなりジロジロ見られながらサンベント駅へ向かう電車に乗る。
リスボンを出発して約3時間半、ポルト(サンベント駅)に到着!
やっとこさ旅行記めいてきました。
ポルトへはAFまたはICという電車で約2.5~3時間の旅となる。
AFは特急、ICは急行という感じで、少しICの方が時間がかかる。しかしその分安いのだ。また列車には1等2等があり、もちろん2等の方が安い。
私は貧乏なのでIC2等車にてポルトへ向かうことにした(19.95€)。
なお、一番安いのはバスだという噂である。たぶん3€くらいバスの方が安いと思う。
AFにしてもICにしてもサンタアポローニア駅もしくはオリエンテ駅から乗ることができる。前者は東京駅的な存在で、後者は品川駅のようなものだと理解すれば良い。泊まったホテルからはどちらも同じ位の距離だったので、乗り場の少ないオリエンテ駅から乗車することにしたのだ。
タクシーを呼んでもらい、オリエンテ駅へ向かう。
オリエンテ駅まではだいたい10分くらい。メーター6.8ユーロ、請求されたのは9.2ユーロ。今日はトランクを使った&呼び出したのでその分の上乗せと思われる。
オリエンテは事前のネット情報通り、幕張にそっくり。電車マークを見つけてずんずん進んでいくが、どうしたら良いか分からなくなり引き返す。「ポルトに行きたいのです、どうしたらよいのですか」と聞くと、肝っ玉母さん風のお姉さんは「一番奥の売店で買うのよ!あ、一緒に行ってあげるわ」と親切な申し出をしてくれたのでありがたくついていくことにする。売店のおじさんにポルト行、7:39発と告げ、無事に切符を購入。サンキューお姉さん&おじさん。
IC2等席、19.95ユーロ。
余談だが、電車の中で車掌さんが切符の確認に来るので切符はしまいこまない方が良い。
切符を買ってもまだ時間が余っている(現在7:15)ので、KIOSK的なお店で名物「ナタ(エッグタルト/0.75€)」を買う。
ううう・・・うまい!お兄さんに「シナモンパウダー」を差し出され、シナモン苦手にも関わらずどっさりかけてしまったのに、それでもすごく美味しい。キオスクでこれなんだから本場のナタはものすごく美味しいに違いない。
そんなこんなで電車が到着する時間となった。
定刻通りに電車が到着。腕に腕章をつけている駅職員のおじさんに切符を見せて、自分の乗る車両を確認し乗り込む。
これから3時間の列車の旅。ちょっと眠いが、AFやICにもスリがいるという話をネットで聞いていたので眠らないように気をつける。(個人的には全くスリをするような人は見当たらず。車内も空いていたし・・・安全な感じがしました。用心にこしたことはないですが。)
ICは東海道線遠距離列車の趣きで、やや揺れが激しいが乗り心地はまずまず。
ポルトに10:39到着の予定だが、10:36に「らしき所」に停車し、結構人がたくさん降りていく。降りるべきか迷っているうちに扉が閉まり焦る。近くにいる爺さんに聞くと「ネクストがポルト(カンパニャン)」だと教えてくれた。
カンパニャン駅ではホームから駅舎に戻り、サンベント駅への切符を買いなおす。駅舎へ戻る必要があったのか無かったのかは定かではないが、方法が分からなかったので。。。
またもやいろんな人に聞きまくり、また東洋人が珍しいのかかなりジロジロ見られながらサンベント駅へ向かう電車に乗る。
リスボンを出発して約3時間半、ポルト(サンベント駅)に到着!
やっとこさ旅行記めいてきました。
ポルトガル旅行記◆Residencial Mar dos Açores
2009年10月4日 日常ポルトガル初日に滞在することになったホテル、Residencial Mar dos Açores について。
◆booking.comにて予約
◆20ユーロ/1泊とリスボンでは格安(バス、トイレ共同)
◆部屋は狭い、内装はカワイイ。
◆部屋にはテレビ、ベッド、洗面台、小さいクローゼット、電話がある
◆泊まった部屋は3階、トイレ・バスが目の前なので便利
◆バス・トイレは清潔
◆人の歩く音、話声、特に水回りの音がかなり響く。明け方フロントの人の交代の声で目が覚めてしまった。
◇移動はタクシーだったので良く分からないが治安は悪くなさそう。ただし地下鉄の駅まではちょっと遠そう。
◇朝ごはん付き、朝食は8時から近くの食堂で。ただし私は食べず。
一泊しかしなかったので何とも言えないが、総合的にCPは高そう。ただし、明け方の音が毎日だとすると結構キツイ&夜ブラブラしたい人にはあまり向かないかも。フロントの人がフレンドリーだというネット口コミも見ましたが、そうでもないです。結構ビジネスライクというかクールでした。
◆booking.comにて予約
◆20ユーロ/1泊とリスボンでは格安(バス、トイレ共同)
◆部屋は狭い、内装はカワイイ。
◆部屋にはテレビ、ベッド、洗面台、小さいクローゼット、電話がある
◆泊まった部屋は3階、トイレ・バスが目の前なので便利
◆バス・トイレは清潔
◆人の歩く音、話声、特に水回りの音がかなり響く。明け方フロントの人の交代の声で目が覚めてしまった。
◇移動はタクシーだったので良く分からないが治安は悪くなさそう。ただし地下鉄の駅まではちょっと遠そう。
◇朝ごはん付き、朝食は8時から近くの食堂で。ただし私は食べず。
一泊しかしなかったので何とも言えないが、総合的にCPは高そう。ただし、明け方の音が毎日だとすると結構キツイ&夜ブラブラしたい人にはあまり向かないかも。フロントの人がフレンドリーだというネット口コミも見ましたが、そうでもないです。結構ビジネスライクというかクールでした。
ポルトガル旅行記◆真夜中のリスボン到着(7月7日)
2009年10月4日 旅行またもや日が経ってしまったが・・・ポルトガル旅行記の続きです。
BAのディレイに翻弄され、22:30到着予定が24:30頃の到着となってしまった。しかも空港内の移動や入国審査なんかで空港を出られたのはもう1時近い。(余談だが荷物を預けなくて本当に良かった。荷物が出てくるのを待っていたら丑三つ時になってしまったに違いない。)
22:30だって十分遅いんだけど、24:30だとまた全然違う。日本の自分の駅だって1時なんてちょっと怖いのに、ましてや外国、しかも初めての国、しかも一人。タクシーだって密室だしいくらポルトガルの治安が良いと言ったってやっぱり怖い。ぼられたという情報もちょこちょこ目にするし。
空港~市内ホテルまでの値段は、普通のタクシーで行けば7~10ユーロ、ツーリストインフォメーションで売られているバウチャーを購入すれば深夜料金でも一律18.5ユーロらしい。(09地球の歩き方による)
普通の倍近くの値段になるのでもともとはバウチャーを購入する気はなかったのだが、到着が遅くなってしまったため安心料として1000円を多く支払い、バウチャーを購入することにし、一路インフォメーションを目指す。
が、到着が遅過ぎてツーリストインフォメーションが開いてない・・・。
仕方がないのでほぼ誰もいない、そして電気もついていない階段を重い荷物を抱えて上り、出発ロビーへ上がる。(到着ロビーにはカモを待つ悪徳タクシーがいるという専らの噂なので、出発ロビーから乗る方が少しは安心なのです)
外に出ると客待ちタクシーがたくさんいて、運転手のおじさんたちが談笑している。
一番近くにいるタクシーは車体もキレイだし、なかなか良いぞ。。。と思って近づいていくと、一番遠く(おそらく客待ちタクシーの先頭)のおじさんが手を振っている。
うっ・・・顔が濃いぃ。しかも車体が古いし傷だらけ(泣)。
予約しておいたホテルResidencial Mar dos Açoresの名前を告げるもどうもわからない様子。
事前に用意しておいた「ホテルの名前」「住所」「電話番号」「グーグル地図」「**に近いです(という自分なりにポルトガル語で書いたメモ)」を見せるものの、やっぱりわからなそうなおじさん。
まわりの運転手さんがあつまってきてあーだこーだと教えている。あのー、知っている人いるならその人に乗せていってもらいたいんですけど。
結局その濃いいおじさんの車に乗るように誘導され、トランクに荷物を積むように言われるがかたくなに断る(トランクに荷物を入れると1.6ユーロ別料金がかかる)。気のせいかおじさんたちに失笑された気がするが、気のせいということにしておこう。
メーターを倒したことを確認し、外を見たり地図を見たり、たまにメータをのぞきこんだり「見ているぞ」的なオーラを出しまくっているうちにあっという間についた。
どうやら小さなカーナビ的なものを使っていたようでスムースについた。メーターも6.3ユーロ。相場より安い。ごまかすことなくおつりもくれた。
ムイントオブリガーダ(どうもありがとう)と伝えると、はにかんだように笑った。結果的にすごくいい人だった。疑ってごめんなさい。
無事チェックインし、就寝。
BAのディレイに翻弄され、22:30到着予定が24:30頃の到着となってしまった。しかも空港内の移動や入国審査なんかで空港を出られたのはもう1時近い。(余談だが荷物を預けなくて本当に良かった。荷物が出てくるのを待っていたら丑三つ時になってしまったに違いない。)
22:30だって十分遅いんだけど、24:30だとまた全然違う。日本の自分の駅だって1時なんてちょっと怖いのに、ましてや外国、しかも初めての国、しかも一人。タクシーだって密室だしいくらポルトガルの治安が良いと言ったってやっぱり怖い。ぼられたという情報もちょこちょこ目にするし。
空港~市内ホテルまでの値段は、普通のタクシーで行けば7~10ユーロ、ツーリストインフォメーションで売られているバウチャーを購入すれば深夜料金でも一律18.5ユーロらしい。(09地球の歩き方による)
普通の倍近くの値段になるのでもともとはバウチャーを購入する気はなかったのだが、到着が遅くなってしまったため安心料として1000円を多く支払い、バウチャーを購入することにし、一路インフォメーションを目指す。
が、到着が遅過ぎてツーリストインフォメーションが開いてない・・・。
仕方がないのでほぼ誰もいない、そして電気もついていない階段を重い荷物を抱えて上り、出発ロビーへ上がる。(到着ロビーにはカモを待つ悪徳タクシーがいるという専らの噂なので、出発ロビーから乗る方が少しは安心なのです)
外に出ると客待ちタクシーがたくさんいて、運転手のおじさんたちが談笑している。
一番近くにいるタクシーは車体もキレイだし、なかなか良いぞ。。。と思って近づいていくと、一番遠く(おそらく客待ちタクシーの先頭)のおじさんが手を振っている。
うっ・・・顔が濃いぃ。しかも車体が古いし傷だらけ(泣)。
予約しておいたホテルResidencial Mar dos Açoresの名前を告げるもどうもわからない様子。
事前に用意しておいた「ホテルの名前」「住所」「電話番号」「グーグル地図」「**に近いです(という自分なりにポルトガル語で書いたメモ)」を見せるものの、やっぱりわからなそうなおじさん。
まわりの運転手さんがあつまってきてあーだこーだと教えている。あのー、知っている人いるならその人に乗せていってもらいたいんですけど。
結局その濃いいおじさんの車に乗るように誘導され、トランクに荷物を積むように言われるがかたくなに断る(トランクに荷物を入れると1.6ユーロ別料金がかかる)。気のせいかおじさんたちに失笑された気がするが、気のせいということにしておこう。
メーターを倒したことを確認し、外を見たり地図を見たり、たまにメータをのぞきこんだり「見ているぞ」的なオーラを出しまくっているうちにあっという間についた。
どうやら小さなカーナビ的なものを使っていたようでスムースについた。メーターも6.3ユーロ。相場より安い。ごまかすことなくおつりもくれた。
ムイントオブリガーダ(どうもありがとう)と伝えると、はにかんだように笑った。結果的にすごくいい人だった。疑ってごめんなさい。
無事チェックインし、就寝。
ポルトガル旅行記の続きを書こうと思ったのに、今日だと最大9月5日までしか遡れない。あああ・・・前はこのブログ、無制限にさかのぼれた気がしたんだけどな。しかも写真も何故かup出来ない。うーん。今のところまだ行きのヒースロー乗換まで(しかも途中)までしか書けてなくてポルトガル旅行記でも何でもないんだけど。そのうえ先日アンコールワットに行ってしまい、徐々に記憶が薄れておりまずいですね。
mixi万歳
2009年9月15日ひょんなことから憧れ?の人のmixiのページを見つけ、ひょんなことからマイミクになることが叶いました。今日は(昨夜)からテンションが上がっております。28になるというのにこんなことでうひょうひょしてるのはいかがなものかと思うが仕方ないよわね。mixiネタならmixiに書きゃいいんだけど、マイミク少ないもので私の喜びの矛先が誰なのか、こんな日記を書いたら一発でバレちゃうのよね。しかもマイミクごときでいい年した人がうひょうひょ言ってるのを見られたら、件のマイミクさんに不快な思いをさせるでしょう。今でも思うのだが、多感な時期に異性が身近にいなかったということが、その辺りの情緒育成に問題を残したように思う。だって普通はこういうのって中高生のうちに終わらすもんでしょ。こどもは特段好きではないので今のところ生むつもりはないが、こどもは絶対に共学に入れようと考えている。
計画
2009年9月9日備忘録
シルバーウィークはカンボジア(ムクさんと)
フレッシュアップはドイツ(母と)
2月に出来れば台湾(ムクさんと)
10年の夏休みはスペインかクロアチア(一人で)
10年度の秋〜冬にインド(一人で)
11年の夏休みにスペインかクロアチア(一人で)
11年の冬にボリビア(一人か友達と)
12年の夏休みは未定
12年の秋にイエメン
完璧です。
シルバーウィークはカンボジア(ムクさんと)
フレッシュアップはドイツ(母と)
2月に出来れば台湾(ムクさんと)
10年の夏休みはスペインかクロアチア(一人で)
10年度の秋〜冬にインド(一人で)
11年の夏休みにスペインかクロアチア(一人で)
11年の冬にボリビア(一人か友達と)
12年の夏休みは未定
12年の秋にイエメン
完璧です。
昨日マゾリーマンとしてアドレナリンを放出し、意気揚々といつもより早く出社したものの、よく考えたら今日はほぼ終日別の会議でした…昨日の件、明日の第二回打ち合わせにて報告しなくてはならないのに。これはヤバい。